足立朝日

掲載:2011年3月20日号
「ディア・ハンター」
 今回、紹介するディア・ハンターは、ベトナム戦争を描いたアメリカ映画。1978年に公開され、翌年の第51回アカデミー賞の作品賞のほか、監督賞を獲得するなど、〝戦争の悲劇〟を描いた作品として注目される。 (さらに…)
掲載:2011年2月20日号
「ゴッドファーザーPARTⅡ」
 今回、紹介する「ゴッドファーザーPARTⅡ」は1974年、ハリウッドで製作されたマフィア映画。72年公開の同名作品は作品賞など3部門、今回のその続編は、同賞を含む6部門のアカデミー賞を獲得するなど、映画史上に残る名作だ。 (さらに…)
掲載:2011年1月20日号
「シャレード」
 今回、紹介する「シャレード」は1963年、ハリウッドで製作されたミステリー、コメディの傑作。数多くのミュージカルを世に送り出してきたスタンリー・ドーネン監督がその垢抜けたセンスで演出したおシャレな作品である。 (さらに…)
掲載:2010年12月20日号
「アパートの鍵貸します」
 「映画を沢山見ると人間的な魅力がどんどん増します」――。今は亡き映画評論家の淀川長治氏が講演会などで常々、口にしていた言葉である。特に、寒いこの季節、心温まる恋愛物を見ると、気持ちも暖まり風邪などひきにくくなること請け合いだ。 (さらに…)
掲載:2010年11月20日号
「独裁者」
 「泣かせるより笑わせる方が難しい」……。映画や演劇の世界でよく聞く話である。1940年(昭和15年)10月15日にアメリカで初公開されたこの映画は、その難しさを乗り越え、かつ、時のナチズム、ヒットラーを見事に風刺、断罪したチャールズ・チャップリンの面目躍如の映画だ。チャップリンの最初のトーキー作品(全編にわたって肉声がある作品)で、最も商業的に成功した映画だ。 (さらに…)
掲載:2010年10月20日号
「死刑台のエレベーター」(仏・オリジナル版)
 今回はフランス映画界で起きたヌーヴェルヴァーグ(映画革新運動)のキッカケとなった「死刑台のエレベーター」。折りしも緒方明監督、吉瀬美智子、阿部寛共演の日本製リメイク版が上映され話題となっており、これに合わせて仏・オリジナル版ニュープリントの公開となった。 (さらに…)
掲載:2010年9月20日号
「カラフル」
 今回は、森絵都の小説をアニメにした「カラフル」。
 「あなたは大きな過ちを犯して死んだ罪な魂です。しかし、もう一度下界に戻って再挑戦するチャンスが与えられました」――。こんな台詞で始まるこのアニメは、「罪な魂」が天使のはからいで、下界で自殺をした小林真の体に入り込み、再出発していく物語だ。 (さらに…)
掲載:2010年8月20日号
「借りぐらしのアリエッティ」
 今回、紹介するのは「借りぐらしのアリエッティ」。宮崎駿(はやお)が企画、脚本を手掛ける最新のジブリ作品だ。メアリー・ノートン作の「床下の小人たち」を下敷きに、舞台を1950年代のイギリスから現代に移した。 (さらに…)
掲載:2010年7月20日号
「ロストクライム(閃光)」
 それは電光石火の早業だった。忽然と消えた犯人は全くシッポを見せぬまま、事件は時効を迎えた。それは、正にロストクライム(閃光)。 (さらに…)
掲載:2010年6月20日号
「告白」

 今回は原作が本屋大賞を受賞するなど、話題の多いミステリー映画「告白」。ファーストシーンに注目せよ。牛乳パックを飲む生徒たちの姿だが、このシーンはこれから始まるおぞましいドラマを暗示している。牛乳を飲み終えた生徒は教壇の横にあるケースに戻すが、飲まずに鞄に入れる者、飲みながら大声ではしゃぐ者など、教室は雑然とした雰囲気に包まれている。 (さらに…)
掲載:2010年5月20日号
「苦い蜜~消えたレコード~」

 今回は5月初めまで都内で公開されていた密室劇「苦い蜜~消えたレコード~」。テレビでは「徹子の部屋」、ラジオでは文化放送「くにまるワイド」で取り上げられ、ミステリーファンの間では期待の作品だ。 (さらに…)
掲載:2010年4月20日号
 映画好きの読者諸兄の中で、上映中の作品を見ようか、やめようか悩んだ時、「仮に明日がなかったらどうする」との声を聞いたなら、どうか。「『これが最後のキネマ』としよう」と、叫ぶのではなかろうか。そこで、こんな名前のついたコラムをスタートする。 (さらに…)