足立朝日

第67代足立区議会議長/特別区議長会会長 吉岡茂さん(49歳)

掲載:2011年8月5日号
六町3丁目在住
「足立元気計画」に向けて全開中


 5月30日に第67代足立区議会議長に就任後、多忙な日々を送る吉岡茂議長。さらに6月1日の特別区(23区)議長会では、足立区から25年ぶりに会長に就任し、「想像もしていなかったことで、驚く以前に重責を感じた」と振り返る。
 かつて政治に馴染みが薄かった時代、母親が勤める病院の鴨下一郎院長が初出馬することになり、選挙の手伝いをしたことが政治に目覚めるきっかけになった。その後、同氏の秘書を5年間務めるうちに、「区民の一番身近な区議会議員として、区民のニーズをきちんと把握し、それに応えられる仕事をしたい」という思いが募った。平成11年に区議選に初当選し、最初に手がけた仕事は六町の区画整理事業だが、進捗(しんちょく)状況は半ば。今後さらに住民からの要望が出ることも考え、地域に於ける自身のライフワークとする。
 行政改革調査特別委員会委員長、厚生委員会委員長、足立区監査委員、区議会自民党政調会長、区議会自民党幹事長などの要職を誠心誠意務めてきたキャリアを生かし、現在は足立区全体を見渡して、議長業務を精力的にこなす。議長就任以来、区議会事務局職員がいかに各議員や区議会をサポートしているかということが、これまで以上に解るようになり、常に感謝の気持ちを感じている。さらに、議長会会長として区外に出ることにより他区の状況を知り、「広がった視野を区議会で生かしたい」との思いを強く抱く。
 原発事故後、特に子育て世代からの放射線に関する不安の声に対応し、7月には議長会として「放射線基準値を明確にしてほしい」旨の陳情を、文部科学省、厚生労働省、経済産業省などに行った。区議会での「災害・オウム対策調査特別委員会」では、傍聴席に小さな子どもを連れた多くの保護者の姿があり、吉岡議長は「委員会でかつて経験したことがない子育て世代の傍聴人数に、区民がいかに安全に関して敏感になっているかを感じた」と身を引き締める。
 吉岡議長のスローガンは「足立元気計画」。さらに「区民の願いを区政に生かす」ために、区議会一丸となって職務を全うするべく、吉岡議長は右腕の滝上(たきがみ)明副議長と共に走り続ける。