足立朝日

潤徳高校 脇本沙紀さん 国際美術展で外務大臣賞

掲載:2012年9月5日号
 潤徳女子高校3年の脇本沙紀さんの絵画「生きる街」が、6月28日~7月8日、国立新美術館で開かれた第13回高校生国際美術展(同実行委員会主催)で、外務大臣賞を受賞した。
 同展はイギリス、インドネシアなど12カ国が参加。外務大臣賞は文部科学大臣賞に次ぐ二番目の賞で、脇本さんは、「そんな大きい賞だと思っていなくて、おおーって感じ」と驚きの感想。サイズも滅多に描かない大きさで、「自分でも頑張ったと思う。得意なこととか好きなことで賞を取ったってことが、一番うれしい」とニッコリ。
 作品はペン描きに、色えんぴつとアルコールマーカーで着色した大作。人のいなくなった街が、機械の心臓によってかつてと同じ活動を続けている様子を、ファンタジックに描いている。まるでSF小説の本の表紙のような、想像力を刺激される広がりがある。ストーリー性のあるもの、見る人によって捉え方が違うものを描きたいという気持ちが、脇本さんの創作のベース。
 「人間がみんないなくなっちゃって、それでも一人淋しく生きて動いている街というイメージの中に、将来どうしようとか高校生の悩みを表現したかった」
 将来の夢はイラストレーター。今後は短大に進んで、本格的な絵の勉強をするそうだ。

写真上/外務大臣賞受賞作「生きる街」
下/夢はイラストレーターという脇本さん