足立朝日

千住5丁目に『大人のサロン』 「時遊サロン」がオープン

掲載:2012年10月5日号
 「何と言ってもゴッドファーザーだね。家族のすべてを描き切っている」「私は、サウンドオブミュージックに元気をもらいました」「好きな俳優は加山雄三」――。時間を持て余している(?)GG世代(団塊世代の周辺)の人たちに、遊び感覚でちょっと知的なイベントを自由に楽しんでもらおうと、千住生まれ千住育ちの編集者が、「時遊サロン」なる空間をオープンした。
 場所は、千住5‐30‐3、荒川土手に近い清亮寺(せいりょうじ)そばの少し奥まった路地にある板金加工所跡地。北千住駅から徒歩8分の、ややひなびた場所だ。
 開設したのは、柏市在住の浦龍三さん(60)。浦さんは、出版社の編集者として長年仕事をしてきたが、今年還暦を迎えたのを契機に周りを見渡してみると、友人、先輩ら定年を迎えた団塊世代の人たち、特に男性に行き場がなく、時間を持て余しているのを〝目撃〟 。そこで、中高年の行き場作り、サロン開設を思い立った。場所は、浦さんの長女でデザイナーの佐藤ちひろさんが、今年4月に夫婦で借りた2階建て住居の1階で、ちひろさんが6月にアトリエカフェ「Aroom」としてすでに使っている場所。
 サロンのメニューは、「みんなで遊ぼう」と題し、標的めがけて扇を投げる江戸のお座敷遊び・投扇興(とうせんきょう)や川柳、昔遊びなど、また「みんなで話そう」コーナーとして「私の思い出の映画」「プロ野球・私が選ぶベストナイン」「日本神話・天の岩戸の謎」など。月に2~3回ペースで開催、各テーマ、2時間1回。参加費は、ソフトドリンク付きで1000円(税込み)。自由におしゃべりできるようにと定員は4~8人。また、そのテーマ毎に参加者の中で一番詳しい人を進行役に。 
 7月22日(日)の「私の思い出の映画」を皮切りに、「昔遊び」、「投扇興」、「日本神話を話そう」などを開催した。
 浦さんは「ワークショップで自分史執筆講座なども始めますので、ぜひご連絡ください」。
【今後の予定】10月7日(日)「投扇興」、10日(水)「天の岩戸の謎」、14日(日)「私の思い出の映画」(毎回午後1時~3時)
【問合せ・参加申込み】TEL5284・8380、HP、【メール】(浦宛)HP

写真/名作映画について熱く語り合う参加者。後ろに立つのが浦さん=9月23日(日)、Aroomで