足立朝日

伊興遺跡公園など歴史を感じる街 「伊興周辺」をお散歩

掲載:2017年9月5日号
 足立区では最も早く開けていた地「伊興」。関東大震災以降に浅草方面から10以上の寺が移ってきた寺町としても有名。歴史を感じることができる「伊興遺跡公園」もあって休日に散歩へ出かけるには持って来いだ。



A足立が始まった約1700年前にタイムスリップ
伊興遺跡公園(東伊興4-9-1、TEL3898・9111)は平成5年(1993)に開設された。伊興遺跡から発掘された土器や、勾玉などが展示された展示館、堅穴式住居の模型などがあり、歴史を学ぶことのできる公園として、小学生から高齢者まで日々多くの人が訪れている。
伊興遺跡は、古墳時代の前半から中期にかけて繁栄した遺跡で、隣り合う氷川神社を北限に、南へ660m、東西へ690mもある都内でも屈指のものだ。ここでは、神をまつり、自分たちの豊かな暮らしを祈った様子がわかる出土品が多く発見されている。大昔の伊興が、毛長川流域の湿地帯で水辺に村があり、村人たちは水田で稲作を、川で漁をして生活していたことも出土品により判明した。
また、年に数回、区が「はにわ」や「土器」を作るイベントなど面白い企画を開催し、毎回多くの子どもたちが参加している。
【開園時間】午前9時半~午後4時(展示館は午前10時~)
【交通】「竹ノ塚駅西口」からバス「新里循環」で「北寺町」下車、徒歩約6分
B野球の練習道具を試して買える屋内練習場
「プレーヤーの真の力になる」そして「現代の練習環境を変革する」をコンセプトに、野球の練習道具を開発製造販売している㈱フィールドフォース(大貫髙志社長/西伊興1-2-16)。大貫社長は「キャッチボールをしないで、グローブを買うのはおかしい。道具は試してから買うべきだ」と、約1年半前に屋内練習場「ボールパーク」(東伊興1-6-9、TEL6807・1662)を作った。
同社の主力、トレーニング用品は①簡単組立②楽々移動③省スペース④パートナー不要⑤実践感覚⑥繰り返し練習の6つのキーワードを追及した商品。最近はどこの公園も野球が禁止になり、野球をする子が減ってきたため、1人で練習できて確実にレベルアップできるものを多く開発している。
室内練習場は、全面・半面貸切、バッティングレーン、ブルペンが利用可能で、同社の製品は使い放題。実際に使ってから自分に合ったものを購入できると評判だ。利用はネットで予約を。
 また、メジャーリーガーで活躍したマック鈴木さんや、西武ライオンズの新谷博さん、読売ジャイアンツの上田武司さんなど元プロ野球選手による野球教室なども開催されている。
その他、オーダーグローブも同社の主力商品。手の大きさや守備位置などにより使いやすさは人それぞれ違うため、革質や色、刺繍などオリジナルのグローブを作ってくれる。
大貫社長は「うちの道具で練習したたくさんの子が、フィールドで大活躍してくれたらうれしいですね」と語る。
HP
【交通】「竹ノ塚駅西口」からバス「舎人二つ橋」行きで「聖一の橋」下車、徒歩約2分
C子どもの笑顔でいっぱいの駄菓子屋さん
「駄菓子屋げん」(東伊興1-3-6、TEL3899・4914)は、約4年前にオープンしたばかりの新しい駄菓子屋だ。店主の戸堀景子さんは、もともと両親が仕事場として使っていた場所で「昔と違い、駄菓子屋は減る一方。子どもたちの楽しみの場所を何とかしたい」と開店した。
放課後や休みの日ともなれば、近所の東伊興小や古千谷小の子どもたちがお小遣い片手にやって来る。子ども以外にも、孫と一緒に来るおばあちゃんや、昔を懐かしんで来るサラリーマンなども来店。
昔からある「うまい棒」や「きなこ棒」、「にんじん」より、最近の子たちには「ロールキャンディ」や「チューイングキャンディ」「ペペロンチーノ」といった駄菓子が人気だとか。特にペペロンチーノは、お湯を切ってパスタで食べても、お湯を切らずにラーメンとして食べても良しと2パターンで楽しめるのが人気の秘訣らしい。
また、店内には鉄板が1つあり、もんじゃ(200円)やお好み焼き(350円)なども食べられる。
その他、店の外にはメダルゲームや10円ゲームもあり、1日中みんなの笑顔でいっぱいのお店だ。
【営業時間】正午~午後6時半、金曜日曜定休
【交通】「竹ノ塚駅西口」からバス「舎人二つ橋」行きで「聖一の橋」下車、徒歩約1分
Dあなたはこってり派?それともあっさり派?
地元出身の原知久店主(41)が2015年にオープンした「らぁめん雅知」(伊興本町1-10-1、TEL5809・4134)は「こってり」と「あっさり」の2種類のラーメンが食べられると人気のお店だ。
原店主は、保木間小、六月中、青井高出身の足立区生まれ足立区育ち。約18年、中華屋などで修行して地元足立区で念願の自分のお店をオープンした。
ラーメンは、鶏ガラ清湯スープの「あっさり鶏そば」(730円)と豚骨濃厚清湯スープの「こってり豚そば」(730円)の2枚看板。あっさりは、細麺で上に蒸した鶏肉が、こってりは、太麺で豚の角煮がのっている。
その他、珍しい一品として「汁なし煮込みそば」(750円)がある。見た目はまぜそば、固めに茹でた太麺にスープを吸わせて煮込み、汁がないのにスープの旨みのある麺と鶏から、マヨネーズ、チーズ、揚げ麺などと絡めて食べるジャンクな一杯。
「あっさり、こってり、ご自分の好きな方を選んでお召し上がりください」と原店主。店内カウンター10席、4人卓1つ。
★「足立朝日を見た」で9月末まで、トッピング100円分サービス
【営業時間】午前11時半~午後2時半、6時~11時、水曜定休※火曜は昼のみ営業
【交通】「竹ノ塚駅」から徒歩約10分

写真A/展示館の中は歴史を感じる物がいっぱい
B-1/屋内練習場は大きな緑色の倉庫が目印
B-2/大貫社長
C/駄菓子屋に来た子どもたちと一緒に戸堀店主(右)
D/特製こってり豚そば(980円)