足立朝日

きれい~湯だな 銭湯で掃除と入浴体験

掲載:2017年9月5日号
五反野駅から徒歩6分の若松湯(中央本町2‐19‐11)で8月19日(土)、「銭湯でお仕事体験 掃除と一番風呂のマナー」が行われた。
主催は中央本町地域学習センター。対象は小学2~6年男子で、毎年人気イベント。地域の公共施設との協同は全国でも珍しい試み。
足立区では地域の賑わい作りとして「協創」をテーマに掲げており、同センターでは他にも花屋、たい焼き屋、寿司屋、美容院など、五反野駅前通り銀座会とのコラボによる仕事体験を実施している。
まずは店主の山田知孝さんが、水着姿の子どもたちに掃除の手順や、湯船につかる前にかけ湯をする、浴室から出る前には体を拭くなど、入浴マナーを教えた。ポイントは絞った濡れタオルを使うことで、気化熱により早く乾くそうだ。
風呂掃除は専用の洗剤とタワシを使って、岩風呂内をゴシゴシ。次いで浴室の床をデッキブラシで、鏡とカランを布で丁寧に磨いた。掃除後は裸になって、自分たちがきれいにした風呂で入浴。複数の浴槽に浸かって、満面の笑顔で「気持ちいい!」「毎日来たい」という元気な声も。
「楽しかった!」という中央本町在住の増子直希くん(小4)は3年連続の参加で、去年まで一緒に参加していた兄の裕巳くん(中1)も見学に訪れた。母の聡実さんによると、家の風呂掃除は兄弟が交代で毎日やっていて、イベント後は力が入るそうだ。
山田さんは「地域の子どもたちの顔がわかるようになった。キッザニアリアル版のモデルケースとして、学習センターにはどんどんやって欲しい」と話している。

写真/店主の山田さん(奥)に教わって掃除する子どもたち