足立朝日

「給食メニューコンクール」区長が一緒に給食 区長賞の加賀中3年・倉沢菜々さん

掲載:2018年1月5日号
 全国的に注目を集めている足立区の「おいしい給食」。各校の栄養士が栄養バランスの取れたおいしい給食を提供し、食べ残しの減少、子育て世代の野菜摂取量が増加するなど効果を上げている。
 その取り組みの一環として毎年小中学生を対象に行われている「給食メニューコンクール」。今年度は健康に必要な栄養素「まごわやさしい」(豆・ゴマ・わかめ・野菜・さかな・しいたけ・イモ)など、子どもたちが苦手な食材を使ったメニューがテーマで小学生4366点、中学生2469点の応募があった。
 足立区長賞を受賞したメニューが、12月11日(月)~15日(金)の「足立オールおいしい給食ウィーク」に、区内の小中学校の給食で提供された。11日には中学生の部で区長賞を受賞した加賀中学校(遠藤映悟校長)の倉沢菜々さん(3年)を近藤区長が訪問し、教室で一緒に給食を食べた。
 倉沢さんの考えたメニューは、さつま芋ご飯、鮭のホイル焼き、ひじきの煮物、なめこ汁の「いろどり和食給食」。栄養バランスを考えたという倉沢さんは「魚が苦手だけど、チーズを乗せたら食べられる」と工夫し、応募前に実際に母と家で作って食べたそうだ。
 区長は「近藤さん」と屈託なく話しかけてくる生徒たちと雑談を楽しみながら食べ終わると、「中学の給食は量が多いと聞いていたので心配だったが、バラエティに富んだ味で、気が付いたら完食していた」と絶賛。倉沢さんは「貴重な経験になった」と笑顔で話した。
 足立区民の寿命は、全国平均より短いという衝撃的なデータが出ている。若者世代の糖尿病予備軍が多いなど主な原因が食生活であることから、足立区では野菜の摂取と、食後の血糖値急上昇を抑えるために「一口目は野菜から食べよう」などの呼びかけを行っている。

写真/3年2組の生徒たちと区長が給食。向かいは倉沢さん(左側手前から3人目)=加賀中で