足立朝日

羅針盤 VOL.76

掲載:2018年1月5日号
 「巨星墜つ」とは正にこの人のことを言うのだろう。12月19日(火)午後8時7分、「足立朝日新聞」元社長、「㈱イワキ」会長の岩城武氏が亡くなった。享年85歳。朝日新聞のみならず、新聞業界刷新の旗手であり、言論人でもあった。
 岩城氏は「足立朝日新聞」の創設者であり、かつ全国の朝日新聞販売現場の第一線に立っていた人。かつ、町会自治会の連合会長を長きにわたって務め、地元の「まちづくり協議会」のリーダーとして東京電機大学の誘致に尽力した地域の功労者でもあった。
 「編集長、地域のニュースこそ大切。足立朝日を育て、日刊紙を目指したい!」と、驚くようなことを言い続け、「身近な取材をコツコツと」と我々を叱咤激励した。思い出は数限りなくあるが、この欄で語るには余りにも「大きな人」であった。偉ぶらず、いつも笑顔。しかし「新聞」のことになると、激しく熱烈な言葉で語り、諭した。
 小生が敬服・尊敬する人は、あっという間に逝った。意志を継ぎ、生き抜きたいと思う。合掌。(編集長)