足立朝日

竹ノ塚駅付近の高架化工事 完成は3年後の3月に

掲載:2018年2月5日号
 当初2年後の2021年3月に完成予定だった東武スカイツーライン竹ノ塚駅付近の鉄道高架化工事の全線高架化(開かずの踏切解消)が、予定より1年ずれ込み、2022年3月となることが明らかになった。
 駅の北側・草加寄りの高架線路の下に、土や水を止めるために使用した鉄板(鋼矢板)が約2千枚埋まっていることがわかり、これを取り除くのにほぼ1年かかるという。 東武鉄道も把握していなかった「障害物」の出現に、「開かずの踏切解消を願っていた」周辺住民や商店街、車利用者はガッカリ。近藤区長は「これまで順調に工事が進捗してきただけに、当初の予定で心待ちにされていた大勢の皆様に心からお詫びしたい」と語った。
 鉄板は、1975年ごろに草加側の高架橋を建設した際に使用したもので、このすべてを撤去しなければ、高架橋の支柱建設に支障をきたすことがわかった。区側は、東武鉄道に対しこの撤去作業の短縮を迫ったが、東武側は「列車が走らない時間帯での作業が中心となりため、どんなに頑張っても1日約5枚が精一杯」と話し、結局全線高架化の1年間の延長が確実となったという。これにより、上り急行線の高架化は、2019年3月から2020年9月へ後ろ倒しになった。
 今年の工事の予定は、上り緩行線を西側に移設し、上り緩行線に乗車するホームが、仮設ホームに移るほか、道路や電線共同溝の設計などのまちづくり関連事業や、残っている約2割の用地取得交渉を進めていくという。

写真/現在の踏切付近