足立朝日

羅針盤 VOL.77

掲載:2018年2月5日号
 「雪」にまつわる話は、北国などでは当たり前だが、今年は雪の量が半端ではなく、あちこちで悲鳴が上がっている。
 朝日新聞の「声」の欄に山形県の61歳の男性が「義父の家 雪はきしてくれたのは」という題で投書。近くに住む一人暮らしの義父の家に雪はきに行くと、すでにきちんと終わっていることが続く。一体誰がと隣家の人に聞いてもわからずじまい。それがわかった。近くの小学生の男の子が、一人暮らしの義父を心配して、雪はきに通ってくれていた、という。そして「男の子の気持ちがとてもうれしく、ありがたいと妻や義父と繰り返し話題にし合った」と結ぶ。
 この日の朝のテレビ朝日のニュース。「豪華な返礼品」が問題になっている例の「ふるさと納税」、秋田県の湯沢市が「ふるさと納税」により「屋根の雪おろし」を返礼品にして地域のお年寄りたちが大喜びしているという。父母が住んでいれば、その指定も出来るそうだ。特上の話で、うるっときた。
 こういうアイデア、「善政」が満ち満ちてほしい。(編集長)