足立朝日

区役所ロビーで入浴気分 大好評の銭湯展、8月も開催

掲載:2018年3月5日号
 区役所ロビーで、富士山の絵を背に湯船でゆったり……?
 2月13日(火)~25日(日)に開催された「あだち銭湯展」の一角に設けられたフォトスポットの様子だ。「おきもと湯」のペンキ絵を写した巨大シートを背景に、タイル柄の板製の湯船、桶、手拭いなどの小道具、裸気分が味わえるパネルまであるこだわりようで、楽しそうに記念撮影をする人の姿が連日見られた。
 主催は「あだち広報」を製作している報道広報課。区民を対象に昨年行ったアンケートで、銭湯紹介の要望が最も多か
ったことから、足立区浴場組合、銭湯応援の民間団体「銭湯もりあげた~い」、まちづくりトラストの助成で活動中の「あだち銭湯文化普及会」と協力して企画した。
 広報課がこれまで取材した素材をフルに生かして、区内全ての銭湯(34軒)をパネルで紹介したほか、ペンキ絵・タイル絵(全20カ所)の写真も勢ぞろい。現役の銭湯から借りたお釜ドライヤー、幻の白ケロリン桶(現在は黄色)などの展示もあり、「懐かしい」と目を細める高齢者も。区外から訪れた銭湯ファンもいた。
 「足立の銭湯を知って欲しい。そして、足を運んで欲しい」と広報課の小岩井亮佑さん。来場者数は予想以上で、会場で配布した区内銭湯マップは1000部を越えた。
 足立区浴場組合の森山篤支部長も「マップを持って銭湯に来てくれたお客さんもいた」と反響を喜ぶ。8月にも銭湯イベントが決まっており、「さらにパワーアップしたものを」と話している。
 全国的に銭湯は年々減少を続けており、足立区も最盛期の昭和40年代の158軒が現在は34軒。最近は健康効果が注目されているだけに、利用客をどう増やすかが大きな課題となっている。

写真上/フォトスポットで森山さん(左)と小岩井さん
下/レトロな体重計に乗って遊ぶ子どもも