足立朝日

「〇〇カフェを作りたい」―― 千住旭町の空き家利用法を4組が発表

掲載:2018年4月5日号
 各地で空き家の活用、再生事業が進んでいるが、足立区でも空き家活用希望者を募り、そのアイディアをまちづくりに生かそうという「空き家プラットホーム」事業が動き出した。
 まだモデル事業の段階だが、動き出したのは、北千住駅東口エリア。具体的には、千住旭町、千住東2丁目、日ノ出町、柳原1、2丁目。この地域は、戦前に建てられた古民家や密集した住居、路地が広がる一方、区内において最も空き家率が高い地域だ。
 3月10日(土)、千住旭町34-10にある延床面積48㎡の空き家・通称「駄菓子ハウス」を活用するためのイベントが、東京未来大で開かれた。この空き家利用促進事業は、昨年業務委託先として「千住 Public Network EAST」(青木公隆、加賀山耕一共同代表)が決まり、今年1、2月に2回、利用希望者を中心に「まち巡り」を実施。この空き家を使いたい人は、3カ月間家賃無料で、4カ月目からは8万円となるというもの。
 全部で区外5組を含む12組が応募、書類選考で4組に絞られ、この日プレゼンテーション(発表)を行った。イベントへの関心は高く、約100人が参加。
 発表は1組7分と決められたが、どの組も時間を忘れて熱弁。1組目は、東北の物産を手作りして販売する「工房とカフェ」。2組目は、「ママが活躍できるワークショップカフェ」。いわく「お母さんたちが安心して地域の人と交流できるカフェ」。3組目は、家事をする感覚で芝居をする「家劇場」。4組目は、運営の主体を地域住民にさせる「みんなの空き家」。 
 4案に対しては、全国で空き家再生事業を「まちづくり事業」として成功させている㈱ブルースタジオの大島芳彦専務ら5人が講評。この4組は、「駄菓子ハウス」のオーナーと協議を行った上で、どの組が利用するかを4月初めまでに決める手順になっている。

写真/大勢の参加者で熱気ムンムンのプレゼンテーション=東京未来大で