足立朝日

「ご朱印を守ろう」と朱印書きに汗 元宿堰稲荷神社の中村法子さんら

掲載:2018年6月5日号
 千住桜木にある元宿堰稲荷神社のご朱印を守ろうと一念発起し、書道教室に通いながら、ユニークで心のこもったご朱印を書き続けている人がいる。手書きのご朱印は貴重で、ネットで話題が広がっている。
 この人は、千住桜木2丁目在住の中村法子さん(62)。ご主人の正二さん(70)は、同神社の総代を10年以上続けている。
 同神社は、1754年創建と伝えられる由緒ある神社。1963年まで、近くに東京電力千住火力発電所(通称=四本煙突、お化け煙突)があったことから、「千住四本煙突守護社」とも言われている。
 法子さんは、4年前の正月に、元宿神社で千寿宿七福神巡りのご朱印書きを手伝ったことから、由緒ある元宿堰稲荷神社のご朱印を守ろうと思い立ち、3年前に元町にある書道教室・春日翆苑さん(85)に入門し懸命に勉強。「皆さん、オンリーワンのご朱印が欲しくて訪ねて来るんだから、それを叶えてあげたい」「300円の初穂料(代金)をいただくのだから、下手な字は書けない」と法子さん。余りの熱心さに、翆苑さんも加勢に加わった。3年前の正月の1日~7日、午前10時~午後4時に法子さんの子息で書道初段の紘三さん(26)も巻き込んでご朱印書きをした。
 朱印は「奉拝 子護意成 元宿堰稲荷神社」か「奉拝 堰稲荷大明神 奥州古道千住村」の2枚。好きな方を選べる。もちろん両方でもOK。今年は、ネットで「1枚1枚手書きのご朱印がもらえる」と発信した人がいたため、川崎、八王子からも来訪、その数約100人に達した。
 来年の正月は、併設されている水神様が、ちょうど創建300年に当たることから、この関連の言葉が添えられそうだ。
【問合せ】TEL3888・5624中村

写真/「ご朱印を守ろう」と朱印書きに汗
元宿堰稲荷神社の中村法子さんら