足立朝日

がんと闘う金子さんが 2冊目の絵手紙集を発行

掲載:2018年6月5日号
 がんとの闘いの中で絵手紙と出会い、元気になるために描き続けて来た金子愛子さん(76)=足立2丁目在住=が、このほど2冊目の絵手紙集を発行した。「あと一歩 それをこらえて もう一歩」と題された今回の絵手紙集は1冊目同様、素直な感情の発露になっている。6月7日(木)~12日(火)、品川区の大崎ギャラリーで出版記念展を開く。
 金子さんは、9年前に卵巣がんが見つかり、7時間にも及ぶ大手術を経験したが、つらいリハビリの中で、絵手紙と出会った。闘病の中での「生きたい!」という熱烈な思いを、独特の絵と詩で表現し、日本絵手紙協会や島田鉄也大崎ウェストギャラリー主宰者らの協力と励ましで「絵手紙集」(B5版、95頁)を出版、感動を呼んだ。 
 今回は、それに続く第2弾で、A5判、オールカラー、96頁(税込700円)の中に、筆を持って絵手紙を書く金子さんの湧き上がる「うれしさ」、「喜び」、「楽しさ」が精一杯表現されている。
 記念展を主催する島田さんは「彼女の絵手紙は決して前向きな言葉ばかりを並べたものではない。病気に負けそうな苦しい気持ち、いつ病気が再発するかもわからない恐怖、病気になって知った『生きたい』という思いを日々つづったもの……。金子さんの絵手紙を見ていると彼女が語りかけてくるように私の頭の中にも言葉が生まれてくる」と話す。
【日時】6月7日(木)~12日(火)午前10時半~午後5時半(最終日は4時)。
入場無料
【会場】大崎ウェストギャラリー(TEL3490・4177)=JR大崎駅西口下車徒歩3分

写真/新しく出来た絵手紙集を手に金子さん