足立朝日

「ベジモア食育」&「若者就職支援」 「食」でつながる拠点を 千住にオープン

掲載:2018年6月5日号
 「食育」と「就職」――。今の時代を生きるのに大切なこの2つを支援する拠点が、千住旭町36-5に4月1日、オープンした。
 古民家をリノベーションした「ココノカ」をシェアするのは、一般社団法人「ベジモア食育協会」(高橋思歩代表)とNPO法人「若者就職支援協会」(黒沢一樹理事長)。
 「ベジモア」は食育と野菜の摂取を基本に、料理教室型の子ども食堂や講師養成などを行っている。代表の高橋さんは体を壊したことをきっかけに食の大切さを認識。また家庭の事情で幼少時に手作りの料理を食べる機会がなかったこともあり、9つの「こ食」(孤食・個食・固食・粉食・子食・濃食・小食・戸食・虚食)を防ぐコミュニティの場として「共食」を地域で創ることを目的に設立した。
 「若者就職支援」の黒沢さんは、50回以上の転職の経験を活かして定時制高校でキャリア教育などを行っている。
 2人とも父子家庭に育った境遇が似ていたこともあり、「食こそが愛、人との繋がりを感じる瞬間」との思いで意気投合し、「排除された子の最後の受け皿になりたい」と、シェア拠点を構えた。
 5月27日(日)に開かれたオープニングパーティーには、協力者や賛同者など約50人が参加。スムージーから始まり、白砂糖や卵、化学調味料不使用のビューティーフードなど野菜中心の料理を味わい交流を楽しんだ。
◆「北千住やさい子ども食堂」=6月23日(土)午前11時予定。詳細はベジモア食育協会HPで。

写真/高橋さんと黒沢さん=拠点の「ココノカ」前で