足立朝日

「花畑川は災害物質を運ぶ 貴重な水運にもなる」 第十三中でワークショップ

掲載:2018年7月5日号
 6月16日(土)、区立十三中(武藤秀徳校長)体育館で、「花畑川を活かしたまちづくりの推進」と題したワークショップが開かれた。区のまちづくりトラスト事業の年間行事として行われているもので、足立区の環境と自然を守る運動をしているNPO法人「エコロジジー夢企画」(三井元子代表)が共催した。
 この日は、「花畑川の歴史と防災」と題して、防災専門家の土屋信行さんが、プロジェクターを使ってわかりやすく講演。2年生の6クラス205人が参加した。 
 土屋講師は、まず関東の川の歴史を語った。明治43年の東京大水害を契機に、隅田川の洪水を防ぐために荒川放水路の掘削が始まったが、その工事が綾瀬川と中川を分断したため、舟運の要として20年以上かけて花畑運河が作られたことを話した。
 最後に、荒川が氾濫した時は、ペデストリアンデッキの上まで水が押し寄せるシミレーション映像を映すと、その迫力と恐ろしさに、生徒たちは息を飲んだ。土屋講師は「いざとなったら、中川、綾瀬川、花畑川が氾濫するかもしれないし、災害物資を運ぶ水運になるかもしれない。地域の特徴を良く知ってほしい」と語った。
 このワークショップの続きは7月14日(土)午前に「花畑川の魚の調査&Eボート体験」として行われる。
【詳細と問合せ】HP=「エコロジジー夢企画」を検索

写真/土屋講師の質問に札を挙げる生徒たち=第十三中で