足立朝日

「聞かせ屋。けいたろう」さん 初の赤ちゃん絵本 「おっぱいごりら」「たっちだいすき」

掲載:2018年9月5日号
 絵本の読み聞かせの活動をしている「聞かせ屋。けいたろう」さんが、初の赤ちゃん絵本「おっぱいごりら」「たっちだいすき」を7月に発刊した。
 元保育士のけいたろうさんの読み聞かせは、独特のリズムや節回しで、幼児でも夢中で聞き入るほど。また、北千住駅前で夜、大人向けに絵本の読み聞かせを行い、幅広い年齢層の人たちを癒し、楽しませてきた(路上読み聞かせは終了)。現在は一児の父であり、読み聞かせ、絵本講座、保育者研修会などで全国を駆け回るほか、絵本作家としても活躍している。
 今回、執筆したのは「赤ちゃん」向けの絵本。娘が生後数カ月でゴリラの絵本に反応したのを見て思いついたのが「おっぱいごりら」。1歳半になった時に訪れた「ハイタッチブーム」をきっかけに「たっちだいすき」が誕生した。
 「おっぱいごりら」は赤ちゃんゴリラと、パパ、ママ、ばぁばの惜しみない笑顔が、やさしい気持ちにしてくれる。「たっちだいすき」は、絵本の中の動物たちと思わずハイタッチしたくなる、元気が溢れている。どちらも文字の読めない赤ちゃんが、じっと見入り笑顔になる様子が目に浮かぶ絵本に仕上がっている。
 けいたろうさんは、子育てを経て、赤ちゃん絵本の大切さを改めて感じたという。「孤独な子育てになりがちな今、人と人の関わりが薄れがちな今、赤ちゃん絵本が親子をつなぐと思っている」と絵本への思いを語っている。
 絵本の持つ力を改めて感じられる2冊だ。
◆「おっぱいごりら」(文=聞かせ屋。けいたろう、絵=ひろかわさえこ/アリス館/800円税別)
◆「たっちだいすき」(文=聞かせ屋。けいたろう、絵=ひろかわさえこ/アリス館/800円税別)
★読み聞かせなどイベント情報はブログで。

写真/「聞かせ屋。けいたろう」さん