足立朝日

学校栄養士があだち菜で新メニュー 「あだちおいしい給食グランプリ2018」

掲載:2019年1月5日号
 区内の小・中学校の栄養士が考案したメニューによる「あだちおいしい給食グランプリ2018」が、12月7日(金)、梅田地域学習センター(エル・ソフィア)で開催された。
 同グランプリは、学校給食の残菜を減らす取り組みとして足立区が行っている「おいしい給食」事業の一環。これまでは、子どもたちが考えたメニューを募っていたが、今回は「第二のエビクリームライスを考案しよう!新たな足立区の学校給食人気メニュー」をテーマに、区内全小・中学校の栄養士から募集した。
 栄養士たちの熱い思いで工夫された作品が、全校から寄せられた。書類選考により3作品が選出された。当日、その場で調理した出来立てを審査員が試食して審査した。
 審査員は区議会議長、教育長、小学校PTA連合会、小・中学校各校長会、JA東京スマイルのほか、給食メニューコンクール受賞者として菅野佑衣さん(加平小6年/小学生の部・区議会議長賞)と髙田千尋さん(鹿浜菜の花中2年/中学生の部・足立区長賞)。
 いずれのメニューも小松菜を使ったもので、いかに足立区の特産品を子どもたちに知ってもらい、野菜が苦手な子にもおいしく食べてもらえるかの工夫がされたものばかり。彩りがきれいでボリュームたっぷりの料理に、審査員たちは「どれもおいしい!」と舌鼓を打ち、悩ましい様子だった。
 見事区長賞に選ばれたのは、第十二中の「あだち菜パスタの野菜デミソース」。隠し味にカレー粉を使ったスパイシーなソースが決め手となった。考案した栄養士の渡部裕子さん(40)は、「あだち菜パスタは本物の小松菜を練りこんであって、野菜が嫌いな子でも食べやすい」。平麺のためソースが絡みやすく、薄味でもおいしく食べられるという。渡部さん自身、給食嫌いだったが、ちょっとしたきっかけで食べられるようになったそうで、「柔らかすぎたり硬すぎるだけで、食べられなかったので、切り方を変えたりしている」そうだ。
〈受賞メニュー〉
▼足立区長賞=第十二中「あだち菜パスタの野菜デミソース」▼足立区議会議長賞=東伊興小「小松菜ビスキュイパン」▼JA東京スマイル組合長賞=栗原小「こまツナそぼろ丼」

写真上/手前左=優勝したあだち菜パスタの野菜デミソース、右=小松菜ビスキュイパン、奥=こまツナそぼろ丼
下/受賞した栄養士の皆さん。左から栗原小、第十二中、東伊興小