足立朝日

羅針盤 VOL.89

掲載:2019年2月5日号
 あっという間に2月である。3日(日)の節分、4日(月)の立春と暦は流れて行く。1月は猛烈に寒い日が続いたので、一日でも早く「春」に出会いたい日々……。
 そんな折、久しぶりに大学の授業に出た。といっても、取材。「サービスラーニング」という講義、授業である。小生が大学生だった頃にはなかった授業で、初耳。
 調べてみると、「1980年からアメリカで始まった教育活動の一つで、『社会活動を通して市民性を育む学習』」だそうだ。受講者は、学部も学年も違う約20人。なので、授業の開始は夜の6時。うち女性が8割。
 広報班、お茶っこ班、東北ツアー運営班、冊子編集・映像班、企画展班。楽しそうな班の名前が並ぶ。経過報告。4年生にとってはラスト授業とあって、最後に4年生が順に教室の前に出て「感想と挨拶」。何とスポットライトが当たっている。はにかむ子、言葉に詰まる子など様々だが、みんな「この授業を選んで良かった」「この授業で自分は変わった」という言葉が続く。
みんな本音で、自分の言葉でしゃべっている。若くてしなやかな顔、顔、顔……。そして、拍手と笑い声……。 
 この日、一足早く「春」を受け取った。(編集長)