足立朝日

羅針盤 VOL.93

掲載:2019年6月5日号
 6月に入った。5月号1面「ツミ(鷹の一種)がやって来た!」の記事に多くの反響があった。
 「ツミという野鳥は知らなかったが、千住の隅田川沿いの小宅では、年2回の『ツグミ』の渡りに季節の移ろいを感じる」と便りをくれたのが千住曙町のKさん。「以前野鳥の会に入りたいと思い検索したら入門者向けではなかったので、区内の公園でバードウオッチングしたい」とは足立1丁目のTさん。
 5月号の投稿者が今度は「サンコウチョウ」を激写(1面)。この鳥は珍鳥で、パソコンで検索すると、姿はもちろん鳴き声が美しく、この鳴き声を追っている人が多いのに納得。
 カルガモの子が17羽生まれた(2面)、というのも微笑ましい。カラスなどの襲撃から子ガモを必死で守る母ガモの姿は凛々しい。 
 鳥や花、木など自然への関心が高いのはうれしい限りだ。何せ足立区には舎人、中川、東綾瀬と自然豊かな都立公園が3つもあるのだから。
 5月16日(新暦)に千住を出て「おくのほそ道」の旅を始めた俳聖・芭蕉は、6月は「ほ道に」「卯の花」や「茨(むばら)の花」(注・野ばら)が出てくるので、福島の白河か須賀川あたりを歩いていたのだろう。自然を友にして――。(編集長)