足立朝日

羅針盤 VOL.95

掲載:2019年8月5日号
 8月に入った。8月は、海、山、お盆、夏休み、お祭り、花火、かき氷、カブトムシとクワガタ、セミ……と、いくらでも連想が続くが、小生は「旅」である。それも「祈りの旅」である。
 四国を一周する「88カ所霊場めぐり」というお寺めぐりは有名だが、関東にも同じものがあるのをご存知だろうか? 群馬、栃木、茨城、千葉、東京、神奈川、埼玉の1都6県に点在する88カ寺を巡るのである。
 群馬・高崎の観音様(慈眼寺)が1番で、ラスト88番は、埼玉・熊谷にある歓喜院というお寺。宗教心がなくて申し訳ないが、7年ほど前から「旅気分」で回り始め、ようやく群馬、栃木、茨城を制覇、この連休中に千葉の銚子に入った。
 仕事の合間をぬっての旅だから大変だが、車は使わずに電車とバスと歩きの旅。高崎、前橋、桐生、小山、栃木、水戸……。ローカル線はとにかく楽しい。地方の街並みや産業もしっかりと見ながら、土地のお酒、旬のものを小さなお店で食する開放感はたまらない。もちろん、お寺での弔いと「平和への祈り」は念入りに。
 暑さに十分に気をつけながら、さあ、千住を発って「おくのほそ道」の俳聖・芭蕉のように旅に出よう!(編集長)