足立朝日

畳の上で手作り交流 第2回 「千住てのモノ市」

掲載:2019年9月5日号
 千住にある古民家「仲町の家」(千住仲町29‐1)で8月24日(土)、第2回「千住てのモノ市」(同実行委員会主催)が開かれ、約300人が訪れた。
 「てのモノ市」は「音まち計画」「千住いえまち」「mama千住」「千住ヤッチャイ大学」など千住で活動する団体の有志メンバーが、あだちまちづくりトラストの助成を受け、手づくり品を売り買いする場としてスタート。昨年12月の第1回は「仲町の家」向かいの仲町氷川神社の境内も使って、大々的に行われた。
 今回はアクセサリーや雑貨、タピオカドリンクなど10店が出店。ガーラント(旗状の装飾)を作るワークショップもあり、畳の部屋で大人も子どももくつろぎながら、手作りのあたたかい魅力を満喫した。「若い人たちは畳自体を喜んでくれて、年配の人は懐かしがってくれた」と実行委員会代表の溝口靖浩さん。
 「仲町の家」は戦国時代から江戸時代にかけて千住のまちを築いた石出掃部亮
吉胤の子孫が住んでいた日本家屋で、地元の人たちの愛着も強い。現在はアートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」の拠点であり、文化サロンとして公開している(土・日・月・祝日の午前10時~午後5時)。「石出さんの四姉妹を知っていた人が来てくれたりします」と「仲町の家」コーディネーターの山本良子さんは笑顔。
 溝口さんは「顔を合わせ、手の見える文化交流の場を目指して、場所を活かしたイベントにしたい」と話している。今後はクラウドファンディングを仕掛けて、魅力あるイベントとして育てていくそうだ。
 次回の「てのモノ市」は12月7日(土)に仲町の家と仲町氷川神社で開催予定。

写真/「畳が気持ちいい」と子どもたちにも好評=仲町の家で