足立朝日

七転び八起の「はっぴーだるま」 「東京おみやげに」認定され人気加速

掲載:2020年1月5日号
 2020年(令和2年)が開けたが、景気を何とかしたい、気候も安定してほしい……ということで、今年は七転び八起のだるまをそばに置いて、一念発起で行こう。「はっぴーだるま」のお出ましだ――。

 この「はっぴーだるま」、大きさは各種あるが、人気があるのは高さ9㎝、5㎝の可愛いサイズ。色も、金、青、緑、ピンクなど10色もあり、顔はどれも金色の塗料で描かれている。2年前から西新井本町を拠点にだるまの製造・販売をしている「㈱Crista(クリスタ)」の商品だ。鳳凰の髭に龍の眉というオリジナルのデザインで、商標登録、意匠登録も済ませている。
 これを描いて販売しているのが、高橋美帆さん(51)と長女の瑳季さん(24)。高橋さんは、元々絵を描くのが好きで、7年前に群馬県・高崎に住んでいた時に高崎のお正月の名物「だるま市」で多数のだるまに出会い、その魅力に惹かれた。だるまのルーツや歴史を調べたところ、実在した達摩太師の「こだわりを捨てた境地」で難事を克服した「七転び八起」の精神に感動。
 高橋さんは、その当時、身辺に大きな難事が持ち上がっていたため、「よし、心機一転するにはこれだ!」と思ったという。従来の伝統的なデザインだけでなく、女性向けのギフトとして喜ばれるような物があってもいいのではないかと考え、「はっぴーだるま」にたどりついた。
 2年前に本格的な生産に入るとすぐ、東京都主催のTokyo Tokyo「東京みやげ」にも公式認定された。
 これにより、新宿の都庁展望室で販売され、成田・羽田空港の売店、百貨店でも売られるようになった。
 普段は西新井大師の「田口屋」で販売している。
 高橋さんは「夢と希望を込めて、このだるまの目を入れてください。自らの努力と相まって必ず夢はかないます」と熱く話してくれた。
【メモ】「Crista」は、TEL6806・3720。HP
 標準価格は、高さ9㎝の「中」が1000円(税抜き)、5㎝の「まめはぴ」(小)514円(同)。デザインによって価格差あり。

写真上/「このだるまでハッピーに」と話す高橋美帆さん(左)と瑳季さん親子
下/女性や外国人観光客に人気の「はっぴーだるま」