足立朝日

野生生物のびのび 荒川河川敷の新田わくわく碧水辺広場

掲載:2020年3月5日号
 台風19号による水没で、一時、野鳥やモグラなどの野生生物が姿を消していた荒川河川敷で、最近それが再び見られるようになった。
 河川敷はツグミなどの渡り鳥の飛来により季節感がわかったり、草花によって暖冬かどうかがわかるなど、その年の気候の変化がよくわかる場所。
 2010年に開園した「新田わくわく碧水辺広場」は、かつてはゴルフ場。40年以上、ゴルファーしか立ち入らなかったことで保護され、野生生物の貴重な生息場所になっている。
 足立区や地元が行った調査では、新田地区はクロメダカなど環境省レッドリスト(当時)の生物をはじめ、多様な水生動物や昆虫の生態系が確認されている。
 地元の人を中心としたメンバーで構成される「新田自然保護の会」では、貴重な自然を守り、発展させ、未来の世代へと受け継ぐ自然体験活動を行いながら、多くの方に担い手としての参加を呼び掛けている。
【問合せ】TEL090・7827・3567新田自然保護の会・田中

写真/チョウゲンボウ