足立朝日

荒川氾濫に備え防水ゲート設置 千代田線・北千住-綾瀬間のトンネル入口

掲載:2020年3月5日号
 東京メトロが中央防災会議の「荒川氾濫の被害想定」の公表を受けて、従来からの浸水対策に加え、荒川氾濫を想定した水害への備えの一環として北千住駅付近に防水ゲートを新設。実際には、4月1日(水)から可動する予定だ。
 設置された場所は、千代田線の北千住駅と綾瀬駅の途中にある地上から地下に入るトンネル入口。洪水時には河川の状況を見ながら判断し、実際にゲートを下ろす場合には、3枚に分割された防壁が天井から次々と降りてきて縦4・8m(1枚1・6m×3枚)×横3・6m×厚さ25㎝の大きな1枚の大きな壁となり、地下への浸水を完全閉鎖する。ゲートが完全にできるまでには約25分かかるとされている。
 2月12日(水)には近藤やよい区長や工藤信副区長らが視察に訪れ、巨大な防水ゲートに、「これほどの防壁でないと水害時の水を防げないのか」と恐ろしさを口にした。
 区では、昨年10月に発生した台風19号への対応で明らかになった課題を解消するため、水防体制の再構築を進めている。今後も東京メトロをはじめとした関係機関と連携しながら、安心・安全を高めていく。

写真/重厚感のある防水ゲートを視察する近藤区長ら