足立朝日

生物園 再開 大水槽の金魚で涼やかに 新アイドルのヤギも

掲載:2020年7月5日号
 足立区生物園が、6月1日(月)から再開している。生きものたちの姿は、暑さと感染予防で溜まったストレスの特効薬になりそう。3密を守りながら、訪れてみよう。

◆日本最大級―金魚の大水槽
 入口を入ると、まず目に飛び込んでくる大水槽。横5.5m、深さ2.3m、奥行き2.7mの中に、35種~40種の色鮮やかな金魚が泳いでいる。
 自分の背よりも高さのある広々とした水の中を自由に泳ぎ回る様子は、なかなか他では見られない。涼しげで、ついいつまでも眺めてしまう。
 「金魚専用の水槽としては日本最大級。深くて横から見るのは他にはない。中に入り込んだような錯覚になれます」と関根雅史園長。2014年のリニューアルオープンでお目見えして以来、メディアで取り上げられこともある人気スポットだ。
 毎週日曜の午後2時には、ダイバーが潜って餌やりと解説を実施。色とりどりの金魚たちに囲まれているダイバーの姿を見ていると、自分も同じ水中にいるような錯覚を味わえる。
◆ヤギの不思議な特技?
 生物園では他にも昆虫、鳥、爬虫類、哺乳類など様々な生物が飼育されていて、見どころは多い。
 最近、注目なのは、2歳になったばかりのヤギのシラタマちゃん(メス)。ある日、なんと小枝をくわえて背中を掻いていたのだという。オウムなど鳥の中には握った枝を使って頭を掻く種類もいるが、シラタマの器用さに飼育員もビックリ。
 2~3カ月前から時々見かけるようになったそうで、ヤギがこのような行動をするのは初めてという。この様子は6月27日(土)放送の「世界一受けたい授業」(日本テレビ)でも紹介された。
 運がよければ、シラタマちゃんの特技を目撃できるかもしれない。
◆ネットでホタル観賞
 6月4日(木)~7日(日)に実施予定だった恒例の「ホタルの夕べ」が今年は中止になったが、例年にない成虫の数だったことから「見てもらわないのはもったいない」と同7日(日)、朝日新聞YouTubeチャンネルでライブ配信された。
 暗闇に幻想的に舞うホタルの光は、現在は生物園ホームページのアーカイブ動画で見られる。
★生物園のほかのイベント情報は6面。問合せTEL3884.5577

写真上/ダイバーの餌やりで水中にいる気分に
中/色鮮やかな金魚たち
下/小枝で体を掻くヤギのシラタマ