足立朝日

荒川河川敷で捕獲したシカ 「市原ぞうの国」へ

掲載:2020年7月5日号
 テレビなどでも報道され話題になった荒川河川敷に現れたシカ。6月3日(水)に区と千住警察署が協力して捕獲した後、区に「シカはどうなるの?」「シカを助けたいから引き取らせて」といった声が多数寄せられていたが、6月8日(月)に足立区から相談を受けた千葉県市原市にある動物園「市原ぞうの国」へと引き取られていった。
 引き取り手が見つからない場合、最悪殺処分もあり得ただけに「シカの命を守るために引き受けました」と市原ぞうの国の担当者。名前はエスケープ(逃げる)から「ケープ」と名付けられた。
 これでひと安心だが、そもそも一般の人がシカを引き取ってペットとして飼うことは可能だったのか? 答えはノーだ。野生のシカは鳥獣保護法により飼うことが禁じられている。「シカはイヌやネコと違い野生動物のため、人間に慣れることはなく繁殖期になると攻撃的になる。また鳴き声が大きく近所迷惑にもなる」と専門家。やはり、動物園に行って見るのが一番安全で可愛いと言えそうだ。

写真/引き取られた市原ぞうの国でケープくん=足立区提供