足立朝日

この本

掲載:2020年8月5日号
★「1日5分笑って長生き100の習慣」周東寛著/洋泉社刊/1300円+税
 14の診療科を持つ南越谷健身会クリニックの周東院長が、長年の臨床経験から生み出した「日常生活をちょっと変えるだけで寝たきり・認知症にならない秘伝」を同書で伝授。
 「朝の習慣」(健康維持は「1日の始まり」から)、「食の習慣」(身体のサビを取り、病気を防ぐ「食生活」)、「運動の習慣」(毎日の「適度な運動」が老化をめざましく防ぐ)、「楽しみの習慣」(笑ったり歌ったり、楽しんで免疫力を高めよう)、「趣味の健康習慣」(自分なりの生きがいを健やかな人生につなぐ)、「就寝前の習慣」(健康な明日へ向けた1日の終わりの過ごし方)の6章の中に、誰でも無理なく実践できる100のヒントが詰め込まれている。
 周東院長は「高齢だから仕方がないというのは誤解です。諦めない心をもって、年をとるほど若返ってください。何気ない1日の中で、できることからやっていきましょう」とアドバイスを送る。
 台湾出身の周東院長は、祖父・父共に医師という家庭に生まれ育ち、漢方に精通した母方の血筋を引いていることから、西洋・東洋の考え方をバランス良く取り入れた医療で著名。「医術はこれ芸術なり」をポリシーとするのは、歌手・芸術家としても才能を発揮するゆえ。同書から、周東院長の「生き方」そのものが立ち上がってくる。コロナ禍でサビついた心身をリセットするためにお勧めの1冊だ。