足立朝日

「犯罪予測アプリを用いたパトロール」 足立区が実証実験に参加 全国の自治体で初

掲載:2020年9月5日号
 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の委託研究で開発された犯罪予測アプリの活用実証実験に、全国の自治体で初めて足立区が参加する。
 これは、実験用アプリでAIを活用した犯罪予測を行い、予測に基づいて選定されたパトロールコースを、区の青色防犯パトロールカー(青パト)で巡回して、その経過と結果をみようというもの。
 区では「犯罪発生の可能性が高いと予測された場所を、手厚く効果的にパトロールすることにより、犯罪発生の抑止が期待できる」としている。
 足立区では、令和元年の刑法犯認知件数が4764件(前年比減466件)と「戦後最少」を記録し、ピークであった平成13年から1万件以上減少しているが、区としては、更なる減少に向けて各種防犯対策に取り組んでいる。
 現在、区内では委託事業者により昼間帯2台、夜間帯4台の青パトで巡回パトロールを行っている。
 実証実験は、区内全域を対象に、8月17日(月) ~11月30日(月)に行われる。
 具体的には、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)から委託された会社が開発中のアプリを、区委託警備会社の青パト乗務員の携帯電話にインストールして使用。
 アプリには、警察から公開されている犯罪発生情報が蓄積され、アプリの地図上に犯罪発生件数などを表示。
 パトロール出発前にアプリを起動して、通りたい地点とパトロールの距離を設定すると、最も犯罪発生確率が高いルートが策定される。
【問合せ】TEL3880・5491危機管理部犯罪抑止担当課