足立朝日

開削90周年を祝って水門に横断幕を設置 エコロジー夢企画

掲載:2021年10月5日号
 埼玉県など東京近郊の農村地帯と都心をつなぐ舟運の利便化のため、1931年(昭和6年)に運河として開削された花畑運河。同運河が今年開削90年を迎えることから、この「歴史的運河」を残そうと運動している人たちが、その存在と価値を伝えようと、9月17日(金)、中川に接する高さ約20mある水門の頂上テラスの柵に「祝 花畑運河開削 90周年」の横断幕を設置した。
 設置者は、「NPO法人エコロジー夢企画」の三井元子代表で、足立パトラーズ、第十三中学校開かれた学校協議会のメンバーも協力。
 同運河を管理する国土交通省の許可を得て実施したもの。
 同運河は、中川と綾瀬川を結び、長さは約1・4㎞ある。大正8年に出来た「都市計画法」に基づいて新規に開拓されたのは、関東では同運河が初で、唯一。現在、水運としての役割はなくなったが、ブラックバスやコイ、フナの釣りを楽しむ人が見かけられる。
 区では、この運河を「地域住民が憩えるスポット」として整備しようと、平成末から環境整備の計画案を作り、何回か住民説明会を開いている。
 一方、「エコロジー夢企画」では、実行委員会を作り、来年3月5日(土)、6日(日)に、足立区郷土博物館や運河近くの公園で、開削90周年記念イベントを開催する準備を進めている。

写真上/設置された横断幕と手を振るメンバーたち
下/テラスから見た花畑運河