足立朝日

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掲載:2023年3月5日号
●「本間康司 足立区制90周年記念 似顔絵人物史」
 3月30日(木)まで、竹の塚図書館(入口のショーケース)。無料。足立区出身・在住のイラストレーター、本間康司さんによる作品展。90年前から昨年まで1年1人(1組)ずつ、日本で活躍した人物を似顔絵で振り返る。懐かしい顔、同じ世代を生きてきた顔、なんとなく見たことがある顔が勢ぞろい。問合せTEL3859・9966竹の塚図書館
●石洞美術館「古染付」
 古染付は中国明時代の末期に景徳鎮民窯で焼かれた染付磁器の一群で、多くが日本の茶人からの注文によって作られたと考えられている。【日時】3月31日(金)までの午前10時~午後5時(入館は4時半まで)、月曜休館【場所】石洞美術館(千住橋戸町23/京成線「千住大橋駅」徒歩3分)【料金】一般500円、学生300円、小学生以下(要引率者)・65歳以上・障害者手帳所持者は無料。問合せTEL3888・7520石洞美術館
●「足立ジュニア吹奏楽団 第33回定期演奏会」
 3月21日(火祝)午後2時開演(1時半開場)、ギャラクシティ西新井文化ホール。無料。区内の小学4年生~6年生を中心に構成。「ジャンボリミッキー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」などを演奏。問合せTEL5813・3731生涯学習振興公社文化活動支援課
●「西田ひらり1st民謡Live第二弾」
 3月25日(土)午前11時開演(10時半開場)・午後3時開演(2時半開場)、路地裏寺子屋rojicoya(千住旭町36-1、TEL6812・0780/「北千住駅」東口徒歩3分)。料金=2500円+お茶とお菓子800円(来場特典は直筆サイン入り生写真)。スペシャルゲスト=小山みつな(民謡・津軽三味線)、井坂斗絲崇(津軽三味線)、ひろくん。2月12日の公演が好評だったライブの第2弾。西田ひらり(写真)=小1より小山みつなに師事、「民謡民舞少年少女東京大会」中学生の部優勝、同全国大会優秀賞。「デスノート THE MUSICAL」「新サクラ大戦」などの舞台にも出演、幅広く活動している。申込みは右のQRコードかhttps://hirari-minyo02.peatix.com
【問合せ】live0212info@gmail.com
●竹の塚劇団 第11回定期公演「わたしのヒロシマものがたり」
 2016年の第5回公演「少年口伝隊1945」(作・井上ひさし)を底本に、わらべうたや唱歌を楽しく歌う芝居として制作。コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻などの社会情勢の今こそ、平和へのメッセージを届け、人間一人一人が本来持っている力を取り戻してほしいという願いを込めて上演する。作・演出は山下芳子(足立区演劇連盟事務局長)。
《あらすじ》1945年8月6日朝、米軍機が投下した原爆によって広島は壊滅。小さな山のふもとに住む国民学校6年生の悟、ちーちゃん、朋子はかろうじて生き残ったものの、家族を失った。3人は新聞を発行できなくなった中国新聞社が急きょ組織した口伝隊を手伝う事になり、ニュースを口頭で市民たちに伝え、市民へ勇気と活力を与える。巨大台風や山津波と高潮が広島を襲い、生き残った仲間も原爆病で命を奪われていく中で、悟は失いかけていた生きる意味を見つけ成長していく。
【日時】3月18日(土)午後1時・4時、3月19日(日)午後1時・4時(各回30分前開場)
【場所】竹の塚地域学習センターホール
【料金】一般1000円(税込・全席自由)、高校生以下無料
【チケット販売】竹の塚地域学習センター、区内地域学習センター
【問合せ】TEL3850・3107竹の塚地
域学習センター、yamanarunarumi@yahoo.co.jp竹の塚劇団事務局
●さよなら「家劇場」  ラスト公演「家と暮らせば」 3月31日(金)まで
 空き家だった築90年の平屋で暮らし、生活の場をそのまま使ってダンスの公演やイベントを開催してきた「家劇場」。今年、建物が解体されることが決まり、今回がラスト公演となる。
 主宰の緒方彩乃さん(足立朝日2022年5月号「ピープル」掲載)はデザインやディスプレイの仕事の傍ら、続けてきたクラシックバレエやコンテンポラリーダンスで表現したいと、空き家活用のコンペに応募し採用され、5年間、活動してきた。緒方さんの居住空間をそのまま使い、畳敷きの室内で繰り広げられるダンスは、生活を覗き見ているようななんとも不思議な気分になる。このラストチャンスに、味わってみてはいかが。
【日時】3月31日(金)まで。平日=午後7時半開演、土日=午後2時開演・6時開演(各回約35分)、月火休み
【場所】家劇場(千住旭町34-10/「北千住駅」東口徒歩5分)
【料金・定員】1000円・各回8人
【予約・問合せ】QRコードかメール