足立朝日

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掲載:2024年10月5日号
●池之端画廊10月の展示会
 ①「上野の森を巡る画家たち展(Ⅱ)」10月20日(日)まで。上野近郊に住居を構え、制作を続けた画家たちの作品展を、昨年の続編として実施 ②「井関彩 個展 視つめるよろこび(Ⅱ)‐私の庭の植物‐」10月30日(水)~11月4日(月休)。11月3日(日祝)午後1時より「和太鼓の演奏」あり。自然の生命の輝きと、作者の心を通過した景色を視つめて丁寧に描いた作品の数々。①②ともに午前11時半~午後6時(初日は午後1時から、最終日は4時まで)。台東区池之端4-23-17。TEL080・6588・0386、Eメール
●第44回「足立区合唱祭」
 10月13日(日)午後1時~4時40分(0時半開場)、ギャラクシティ西新井文化ホール。全席自由・無料(要入場整理券/出演団体から入手可、当日正午~会場受付でも配布)。区内を中心に活動している団体による年に1度の合唱の祭典。今年は17団体が出演する。問合せTEL3880・5986区地域文化課文化団体支援係、TEL090・1468・4647井口
●「祭ばやし&ギター演奏会」
 11月3日(日祝)午後2時~3時(1時40分開場)、西新井住区センター2階、観覧無料。お囃子:富士翔会、奏者:石川良男(村治ギターアンサンブル所属)ほか2名による「N1010演歌ギタートリオ」。TEL080・5025・8827鈴木(富士翔会)
●喪失と再生の物語「人間という、間」下北沢で上演
 本多劇場グループ 代表として、 下北沢が「演劇の街」と呼ばれる基盤を築いた本田一夫。その愛娘の本多真弓が、女優・プロデューサーとして数々の話題作を世に送り続けている。11月には、プロデューサーとして関わる「グッドディスタンス」による喪失と再生の物語「人間という、間」を上演する。主演に津村知与支、増田有華を迎え、濃密な二人芝居を展開する。物語はホテルの一室。妻を亡くした男と、妻の妹が再会を果たし、互いに抱える悲しみや辛さ、人生の選択などを巡り語り合う。過去の傷と現在の困難を乗り越えるための言葉の一つひとつが、観客の心を打つ。本多は「1時間の短篇の二人芝居。演劇好きの方には勿論、観劇経験のない方にも観やすく、この作品をきっかけに演劇に関心を持っていただけたらうれしいです。一人でも多くの方に観ていただければ」と願っている。下北沢は、北千住から小田急線直通・千代田線1本で行ける利便性に優れた街。観劇後は、街並みを散策するのもいい。
【日時】11月7日(木)~17日(日)【場所】OFF・OFFシアター(「1F出口」からエスカレーターで東口へ。井の頭線ガードをくぐり、左側のTAROビル3F)【料金】前売・当日4000円(全席自由/未就学児入場不可)【チケット】①「チケット予約グッドディスタンス」でweb申込②カンフェティチケットセンターTEL050・3092・0051 *①②ともに事前決済