千住3‐22

今回は、千住七福神(4面参照)の大黒天が祀(まつ)られている場所としても知られる「千住本氷川神社」を紹介。御祭神は、素盞鳴尊(スサノオノミコト)。徳治2(1307)年創建。例祭日は9月15日で、本祭りは5年に一度(今年が本祭りで、次は平成27年)。
同社は、下総国(しもうさのくに)=現在の千葉県北部や茨城県南西部など=の豪族であった千葉氏が、牛田に千葉山西光院とともに氷川社として創建。江戸初期に現在地に、千葉一族であった権の兵衛ら地主が土地奉納によって分社を建立した。明治43(1910)年、隅田川の洪水を防ぐため、千住の北側に荒川放水路を構築、それに伴い牛田の氷川社を合祀し現在に至っている。
今の社殿は昭和45(1970)年に新築されたものだが、大黒天が祀られている旧社殿は区文化財指定という貴重なものだ。日光東照宮造営に奉仕した大工が建立したと伝えられている。
その他、境内には芭蕉の句碑、千寿七福神の碑、ラジオ体操記念の碑などがある。
【問合せ】TEL3881・2857渡邊宮司【交通】「北千住駅」西口から徒歩6分
写真=上/千寿七福神めぐりで大黒さまにお祈りする参拝者=今年1月
下/毎年2月3日に行われる節分は大盛り上がり=今年2月


同社は、下総国(しもうさのくに)=現在の千葉県北部や茨城県南西部など=の豪族であった千葉氏が、牛田に千葉山西光院とともに氷川社として創建。江戸初期に現在地に、千葉一族であった権の兵衛ら地主が土地奉納によって分社を建立した。明治43(1910)年、隅田川の洪水を防ぐため、千住の北側に荒川放水路を構築、それに伴い牛田の氷川社を合祀し現在に至っている。
今の社殿は昭和45(1970)年に新築されたものだが、大黒天が祀られている旧社殿は区文化財指定という貴重なものだ。日光東照宮造営に奉仕した大工が建立したと伝えられている。
その他、境内には芭蕉の句碑、千寿七福神の碑、ラジオ体操記念の碑などがある。
【問合せ】TEL3881・2857渡邊宮司【交通】「北千住駅」西口から徒歩6分
写真=上/千寿七福神めぐりで大黒さまにお祈りする参拝者=今年1月
下/毎年2月3日に行われる節分は大盛り上がり=今年2月