足立朝日

　　仙臺牛たん 太郎
　　千住旭町41-16
　　　　　　 ℡03-5284-1181

　牛たん専門店、というと焼肉店を想像する人も多いのでは？　お店のメニューを見て、「え、これも牛たん？」とびっくり。実は、様々な牛たん料理を出しているお店なのだ。
　 焼肉の牛たんといえば薄くスライスしたものが定番だが、太郎は厚さ６～８㎜という充実感。それを味つけして２晩寝かせたのが、仙台式だ。
　たんしゃぶ、たんピッザ、から揚げ、メンチカツなど、専門店ならではの牛たん料理が20種類以上。人気はユッケと刺身。オーストラリア産のグレードの高いものを仕入れているので、生で食べても臭みがない。鶏との合びきを塩で練ったつくねは、コリッとした食感が楽しめる。メインの塩で焼いた「牛たん焼き」は１人前１１９０円。
専門店ならではの味わい

店内の壁には仙台牛たんの歴史

　ランチの一番人気は「タンシチューセット」。麦ご飯、サラダ、テールスープがついて１０００円。夜はシチューの単品（８５０円）も。時間をかけてやわらかく煮込んだ牛たんスジ肉を仕上げにテリヤキソースで絡めた「テリたん定食」８５０円も好評。特性の醤油だれでつけ込んだそぼろと麦飯がマッチした「たんそぼろ丼セット」６８０円もある。
　 お酒は有名な仙台の地酒「浦霞禅」(グラス８００円)、スッキリした飲み口で女性に人気の日本酒のシャンパン「一ノ蔵すず音」３００ボトル１９８０円、最近置いてあるお店が少なく、お父さんに喜ばれるハイボールなど。
　 「とりあえず来て食べてみて。焼肉屋の牛たんと食べ比べてみて欲しい」と野田店長。今年から味噌たんも出す予定。
　 営業時間＝平日昼11時～２時、夜５時～12時、土日祝午前11時～午後12時。不定休（１月は７日・21日休み）。30席。