足立朝日

あの町この店

掲載:2016年3月5日号
手打そば 足立さらしなの里
古千谷本町3-8-5 TEL3853・1108

地元出身の店主が打つ手打そば


 春には見事な桜が咲く見沼代親水公園の脇にあるお店。石臼挽きの手打ちそばと人柄の良いご夫婦に遠方からも訪れるお客さんがいる老舗だ。
 地元出身の那須進二郎店主(45)が、築地さらしなの里で修行を積み20年前に独立。
 8年前には日暮里・舎人ライナーが開通し「人の流れも大きく変わった」と話す。1年ぐらい前からはフェイスブックも始め、本日のおすすめメニューやお店の情報を発信するようになった。常に「やってみよう」の精神が、様々な地域からお客さんが訪れる力になっているようだ。
 おすすめメニューは、「里がさね」(1000円)。そば殻を取り除いたそばの実を石臼で自家製粉した「もりそば」、そばの実を荒く挽いた太打ちの「田舎そば」、そばの実の中心部分だけで打った「さらしなそば」の3種類が味わえるお得な一品。その他、子ども向けに「お子様セット(もりそば、唐揚げ、アイス、オレンジジュース)」(900円)もある。
 最大32人の座敷もあり、法要や歓送迎会などの際に「そば会席料理」も用意している。2日前までに電話予約をすると「小瓶ビールかウーロン茶かオレンジジュース」をサービスしてくれるうれしい特典がある。
 足立区非公認キャラクターで就職活動中のアダチンの応援店にもなっていて、実際にアダチンも店を訪ねて来たことがある。これから桜の季節、見沼代親水公園をゆっくり散歩しながら、立ち寄ってみてはいかが。
★「足立朝日を見た」でご注文の方に、3月末まで「一品サービス」
【営業時間】午前11時半~午後2時、6~10時(ラストオーダー9時半)、月曜定休・第3週は月火連休

写真上/人気の「里がさね」
下/大きな店看板が目印


【交通】「竹ノ塚駅」西口からバス「見沼代親水公園駅」で「古千谷」下車、徒歩約2分ほか。駐車場あり