足立朝日

81.「北野神社」 西新井5-26-1

掲載:2016年9月5日号
 野球場やジョギングコースが整備されている西新井みどり公園すぐそばに「北野神社」がある。西新井天満宮とも呼ばれ、古くから地元の人たちに親しまれている神社だ。
 祭神は 菅原道真。学問の神様であることから、受験シーズンには合格祈願のために同社を訪れる人も多い。
 創建は元和年間(1615~1624)で、同社に次のような言い伝えが残っている。日照りに苦しんでいた村は、用水を引こうと溝を掘っていた時に道真公の像を発見。村人たちはそれをご神体として祀り、雨乞いを祈願すると大雨が降って田んぼ一面が水で満たされた。これが北野神社の始まりと言われている。
 昭和49年(1974)の鳥居、昭和52年(1977)の玉垣、昭和54年(1979)の灯篭など、境内のほとんどの物は戦後に整備されたものであるが、鳥居をくぐって左側にある手水舎は、文化4年(1807)と刻まれており歴史あるものとして残っている。
【交通】日暮里・舎人ライナー「西新井大師西駅」から徒歩約5分

写真上/かつての西新井村「高道」の人々によって管理されている神社
下/手や口を清めるための水が入った手水舎