足立朝日

昔の荒川風景

掲載:2007年8月20日号


昔の荒川風景。昭和7年。
 昭和7年、市郡合併により東京市に隣接している5郡82町村が編入された。南足立郡の千住町、梅島町、西新井町と舎人、伊興、綾瀬、花畑、淵江、東淵江、江北の村々が足立区となった。その際、記念に朝日新聞社から「新東京大観」が発行された。上巻を所持しているので紹介します。
  写真は千住新橋より荒川放水路下流を見たもので、遠くに常磐線鉄橋が見え、右側は現在の千住五丁目付近にあたる。水中に人がいるので水泳をしているのであろうか。75年前、夏の風景。
■太田さんの「ノスタルジー東京の五十年」が冊子になりました。懐かしい写真と解説付き。A=「東部編」1500円、B=「都心、西部編」1800円。ご希望の方は足立朝日編集室まで。
(撮影・文=太田畯三さん・千住旭町在住)