足立朝日

撮影／斎藤昇さん（81）
＝柳原２丁目在住

　これ、花ではなくて紅葉した葉っぱ。「名前はわからないけど、サボテンのようだね」と斎藤さん。毎秋、鮮やかな朱色に紅葉し、斎藤さん夫妻を楽しませてくれる。「もうかれこれ10年。毎年のご挨拶です」
　直径７～８㎝ほどのサザエの壺から顔を出したこの植物、枝の下の方に白い小さな花を付けた後、緑の葉が紅色になるという。
　ちぎり絵や工作が好きなお友だちから奥さんがもらったという。「小さな植物ですが、生命力を感じさせてくれるんですよ。毎年色づくたびに、頑張らなくっちゃ、と思います」　(写真提供＝足立区写真連盟）