足立朝日

Vol.218夫婦漫才

掲載:2021年7月5日号
山ありオチあり笑いあり

 大地真央と中村梅雀による「夫婦漫才」が、三度のアンコールを受け、シアター1010に帰ってくる!
 俳優・豊川悦司が脚本を書き、監督も務めたテレビドラマ「夫婦漫才」。これを原作として、個性派俳優でもある池田テツヒロが脚本を担当し、2017年に舞台版「夫婦漫才」が誕生した。演出は、東京喜劇「熱海五郎一座」初演よりレギュラー出演しているパワーみなぎるラサール石井。
 大地もまた、2015年に同舞台のスペシャルゲストとしてラサールと共演し、コメディエンヌ振りを発揮。その姿を知るラサールが、大地をさらに日本一のコメディエンヌに昇華させる。大地の夫役は、テレビ・映画等あらゆる役で変幻自在の俳優・中村梅雀。このコンビの「おもろい夫婦」は最強で、抱腹絶倒間違いなしだ。
 物語は昭和初期。大阪の長屋で隣同士の信子(大地)と伸郎(中村)は、生まれた時からいつも一緒。「のぶ」コンビは、長屋の人気者だったが、ついに伸郎に赤紙が……。戦後、夫婦となった二人。信子は昼夜働き、子どもと義母の世話に奮闘するが、伸郎は定職にも就かずふらふら。だが、繰り返される信子と伸郎の大喧嘩が、掛け合い漫才のようで面白いと評判に……。
 大地は「心温まるこの作品の素晴らしさを、また皆様にお届け出来るのが今から楽しみでなりません。底抜けに明るく、豪快で、どんな苦難の中でも常に前向きな『信子』。
戦前、戦後、平成の様々な出来事を絡めながら、夫婦愛、親子愛、色んな愛がいっぱい詰まった思いっきり笑えて心から泣ける人生ドラマです」と作品に想いを込める。
 中村は「また大地真央さんと一緒にお芝居できるのがとても楽しみです。夫婦というのは一緒に乗り越えないといけない山もたくさんあります。その度にお互い理解し合ったり、相手をより深く知ることができたり、そうやって成長していくのだと思います」と夫婦愛について想いを語る。
【日時】10月16日(土)15時▼17日(日)18日(月)12時【料金】1万500円、フレンズ会員、足立区民(在住・在学・在勤)割引有【チケット】TEL5244・1011※マスク未着用、37・5℃以上の発熱・体調の優れない方、未就学児は入場不可。