足立朝日

Vol.226足立区制90周年記念「小松亮太タンゴ五重奏 with 日野真一郎」

掲載:2022年10月5日号
熱きタンゴ情熱の共演

 足立区制90周年記念 「小松亮太タンゴ五重奏 with 日野真一郎」が、この冬、シアター1010で上演される。
 千住の住民から「亮太ちゃん」と呼ばれ、愛されるバンドネオン奏者・小松は、1998年のCDデビュー以来、カーネギーホールやアルゼンチン・ブエノスアイレスなどで、タンゴ界における記念碑的な公演を実現。アルバム「ライブ・イン・TOKYO2002」は、アルゼンチンで高く評価され、2003年にアルゼンチン音楽家組合、ブエノスアイレス市音楽文化課管理局から表彰された。作曲活動にも力を注ぎ、アニメ「モノノ怪」OP曲「下弦の月」、「THE世界遺産」OP曲「風の詩」など多数。
 日野は、クラシック、ポップス、ジャズなど様々なジャンルを自由自在に表現するヴォーカル・グループ「LE VELVETS」のメンバーとして、テノールと女性高音域のカウンターテナーを担う。ソロ活動では、2014年ミュージカル「ファントム」を皮切りに、多数の作品に出演。最近では今年7月~8月、ミュージカル「ダブル・トラブル」に出演。その魅力的な歌声を披露し、ファンを歓喜させた。
 ゲストは、2017年アルゼンチンタンゴ世界選手権で優勝したAxelと、2021・2022年タンゴダンスアジア選手権ステージ部門で準優勝を重ねたNana。2人による華麗なダンスが同舞台を飾る。
 さらに、近藤久美子(ヴァイオリン)、鬼怒無月(ギター)、鈴木厚志(ピアノ)、田中伸司(コントラバス)による熱き演奏も、舞台に花を添える。
 小松から次のメッセージ。「1973年~2000年までの27年間、北千住に生を受け育てられました。足立区制90周年記念の年に、地元でライヴを行える喜びを噛みしめています。シアター1010の楽屋からは僕の実家の屋根が見えます(笑)。街の空気、友だちとの想い出……様々なことを胸に思い浮かべながら演奏することになるでしょう。ぜひ、ご来場ください!」
【日時】12月3日(土)午後4時30分・4日(日)午後2時【料金】7000円(フレンズ会員・足立区民割引あり)※未就学児入場不可【チケット】TEL5244・1011