足立朝日

Vol.240 リーディングドラマ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』

掲載:2025年2月5日号
白石加代子&大原櫻子 初タッグ公演

 開館21年目のひと休みを経て、シアター1010が5月からリニューアルオープン! 同館主催公演第一弾として、白石加代子&大原櫻子 初タッグ・リーディングドラマ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』を贈る。
 原作は「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(廣嶋玲子・作、jyajya・絵、偕成社刊)。シリーズ累計部数全世界1100万部を突破した大人気作品で、テレビアニメ・映画など、様々なジャンルの原作となっている話題作。この舞台版は、笹部博司が台本・演出を手掛ける。昨年、ライフワークであった「百物語」のファイナル公演に臨んだ白石の「ニュー白石」宣言をした笹部が、歌手・俳優として活躍中の大原櫻子との初タッグ公演に挑む。
 唯一無二の語りの世界を持つ白石と、磨き抜かれた表現力を持つ大原が、演劇的要素を駆使した笹部の手腕により、初共演ながら息ぴったりに物語を展開する。
 舞台は、幸運な人だけがたどりつける、ふしぎな駄菓子屋。そこにはたくさんの魅惑の駄菓子が並ぶ。女主人・紅子がすすめる駄菓子は、どれもその人にぴったりのもの。でも、食べ方や使い方をまちがえると……。はたしてその駄菓子は、幸福を呼ぶか? はたまた不幸をまねくか……(偕成社「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」特設サイトより)。
 笹部は語る。「駄菓子屋のおかみ紅子に白石加代子を持ってくれば、鬼に金棒。そして、駄菓子屋のお客は、すべて大原櫻子が演じる。『型ぬき人魚グミ』の真由美11歳、『猛獣ビスケット』の信也9歳、『おもてなしティー』のみどり43歳、極めつけは、たたりめ堂のよどみ……。大原櫻子はどう演じ分けるのか? 出演者は強者二人、見せ場の連続。どの場面も面白い。役者が輝く舞台は面白い。みどころいっぱいの舞台。お楽しみに!」
 もう、わくわく感が止まらない!
【日時】5月31日(土)午後4時▼6月1日(日)午後2時【料金】S席(1階)6500円▼A席(2階)5500円▼A席こども(4歳~高校生)4500円※3歳以下入場不可※フレンズ会員・足立区民(在住・在勤・在学)割引あり。【チケット発売】2月21日(金)午前10時(窓口販売・予約引取開始=2月23日(日)~【チケット・問合せ】TEL5244・1011