撮影/橋本 博貴さん(19)
=東京電機大学工学部2年
バイト帰りに北千住駅周辺を歩くと、暖色の灯りに包まれた商店街が目に入った。

軒を連ねる居酒屋からは笑い声やグラスの音が響き、平日の夜とは思えないほどの活気だ。まさに不夜城の名にふさわしく、通りを歩くだけで心が浮き立つ。
九月は旧暦で長月。暑さの中に秋の気配が忍び寄り、夜の時間がゆっくりと長くなっていく頃。最近カメラを新調したこともあり、夜の光や街の陰影をどう写そうかと胸が高鳴る。日々変化を見せる足立の風景を、この先も撮り続け、移ろう季節の一瞬を切り取っていきたい。
(写真提供=東京電機大学写真部)
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