言葉の魔術師・白酒落語で新年を
シアター1010来年1月の舞台を飾るのは、ファン心待ちの「千住落語会」だ。その29回目は「桃月庵白酒 独演会」を贈る。
一度見たら忘れられないユニークな髪型と、ふっくらと優しい顔立ちから溢れ出るキュートな笑顔。耳に心地良いソフトな声で届けるシビアなマクラとのギャップが愉快だ。古典落語の名手であるが、白酒の手にかかると、ギャグと言葉遊び満載の爆笑落語に変わってしまう。とにかく、言葉のセンスが抜群なのだ。
鹿児島県の名門校・県立鶴丸高校から、早稲田大学社会科学部に進学した白酒は、落語研究会に所属したことで落語の面白さに目覚めた。周囲が就職活動に追われる様子を傍目に見ながら、迷うことなくこの道を選択。自称「声フェチ」の白酒は、五街道雲助の美声に惚れ込んで入門を希望した。学業優秀な白酒は、「落語がダメなら勤めればいいや」と軽く考えたが、いざ入門を願い出るとなると、「このまま落語家になってしまって大丈夫か」と急に不安になり、師匠の自宅前を行ったり来たり。そんな白酒の不安を取り払うべく、1992年、雲助は初の弟子として白酒を温かく迎え入れた。
師匠の期待通り白酒の成長は目覚ましく、2005年に真打に昇進し、三代目「桃月庵白酒」を襲名。受賞歴も、1999年・北とぴあ若手落語家競演会奨励賞を皮切りに、2011年・平成22年度国立演芸場花形演芸大賞、同・平成22年度彩の国落語大賞、2018年・平成29年度芸術選奨文部科学大臣新人賞など多数。2020年から4年間、落語協会理事を務めた。その間、2014年には、国際交流基金「文化芸術交流海外派遣助成」事業により、スイス、チェコ、オランダ、デンマークで高座を行い、グローバルに活躍した。
映画出演もこなし、自然体で数々の名演技を披露。月1~2回発信するインターネットラジオ「白酒のキモチ。」も大評判で、第187回は「白酒、恐るべし。by昇太師匠」をタイトルに、大笑いの話題を展開している。必聴!
【日時】2026年1月25日(日)午後2時【料金】(全席指定)3800円、※フレンズ会員・足立区民(在住・在勤・在学)割引あり。※未就学児入場不可【チケット】 現在好評発売中、TEL5244・1011
シアター1010来年1月の舞台を飾るのは、ファン心待ちの「千住落語会」だ。その29回目は「桃月庵白酒 独演会」を贈る。
一度見たら忘れられないユニークな髪型と、ふっくらと優しい顔立ちから溢れ出るキュートな笑顔。耳に心地良いソフトな声で届けるシビアなマクラとのギャップが愉快だ。古典落語の名手であるが、白酒の手にかかると、ギャグと言葉遊び満載の爆笑落語に変わってしまう。とにかく、言葉のセンスが抜群なのだ。
鹿児島県の名門校・県立鶴丸高校から、早稲田大学社会科学部に進学した白酒は、落語研究会に所属したことで落語の面白さに目覚めた。周囲が就職活動に追われる様子を傍目に見ながら、迷うことなくこの道を選択。自称「声フェチ」の白酒は、五街道雲助の美声に惚れ込んで入門を希望した。学業優秀な白酒は、「落語がダメなら勤めればいいや」と軽く考えたが、いざ入門を願い出るとなると、「このまま落語家になってしまって大丈夫か」と急に不安になり、師匠の自宅前を行ったり来たり。そんな白酒の不安を取り払うべく、1992年、雲助は初の弟子として白酒を温かく迎え入れた。師匠の期待通り白酒の成長は目覚ましく、2005年に真打に昇進し、三代目「桃月庵白酒」を襲名。受賞歴も、1999年・北とぴあ若手落語家競演会奨励賞を皮切りに、2011年・平成22年度国立演芸場花形演芸大賞、同・平成22年度彩の国落語大賞、2018年・平成29年度芸術選奨文部科学大臣新人賞など多数。2020年から4年間、落語協会理事を務めた。その間、2014年には、国際交流基金「文化芸術交流海外派遣助成」事業により、スイス、チェコ、オランダ、デンマークで高座を行い、グローバルに活躍した。
映画出演もこなし、自然体で数々の名演技を披露。月1~2回発信するインターネットラジオ「白酒のキモチ。」も大評判で、第187回は「白酒、恐るべし。by昇太師匠」をタイトルに、大笑いの話題を展開している。必聴!
【日時】2026年1月25日(日)午後2時【料金】(全席指定)3800円、※フレンズ会員・足立区民(在住・在勤・在学)割引あり。※未就学児入場不可【チケット】 現在好評発売中、TEL5244・1011











