足立朝日

在家町会  石井敏雄会長(60歳)

掲載:2008年12月5日号
協力体制ガッチリとスクラム

 元淵江公園の北に広がる保木間地区。その中の在家町会350世帯をまとめるのが石井敏雄会長だ。正副会長、総務、庶務、会計、専門部(交通、防犯、防火、文化、衛生、青年、婦人)に加え、1部~5部までの地域ごとに10人の責任部長(正副班長のまとめ役)が活躍。
 各専門部を中心に、交通安全警戒、パトロール、クリーン作戦、史跡巡りなど年間行事がスムーズに進んでいく。二十数年続く青年部と文化部によるソフトボール大会は、男女混合で若い世代の参加も多い。婦人部は、独自でも本所防災体験センター訪問などの行事を行うが、ソフトボール大会でのおにぎり準備など、各部の支援を欠かさない。

 町会全体の行事として、この夏に数年ぶりの納涼踊り大会を行ったところ、大雨に祟られてしまったと石井会長は苦笑。地域の山王神社境内や社務所は、同町会の大切な活動拠点だ。
七十数年の歴史を持つ同町会の今後の課題は、新しい住民の町会参加。加入用紙を作り配布済みだが、どのような形にすれば入会しやすいかを検討中だ。現在、同町会70歳以上の人口は141人だが、お年寄りの組織がないため、老人会結成も視野に入れる。
 子ども会は、町会からの補助金で運営。納涼大会やクリスマス会など、楽しいイベントがたくさんあるため、「子どものためにもぜひ入会を!」と石井会長。石井伊三男副会長らとガッチリとスクラムを組み、地域住民が少しでも快適に暮らせるよう、石井会長は日々奔走している。