足立朝日

古千谷走友会

掲載:2009年3月5日号
走る喜び仲間と共有

 マラソン仲間で作る古千谷走友会(小金井喜三郎会長・68)のメンバー6人が、3月22日の東京マラソンに出場する。
 会の発足は昭和53年12月、30周年を迎えたばかりだ。「みんなやめていないので、ベテランが多い」と小金井会長。舎人公園を拠点に月1回練習会、年約10回大会に出場している。昨年9月の足立区~鹿沼市の100㎞リレーでも走った。
 会員は20~70代の33人。気持ちのいい広々とした公園を走るのも、その後の爽快感とビールも格別。年1~2回のバーベキュー大会も楽しみの一つだそうだ。東京マラソンに出場するのは小金井会長、夫人の紀美子さん(56)、小林秋吉さん(61)、松尾富雄さん(60)、合津尚さん(68)、井上功さん(38)。
 マラソンの魅力を松尾さんは「こんなにストレス解消できるものは他にない。走ると仕事の悩みなんかちっぽけなものに思えてくる」、紀美子さんは「自然を満喫できる」、小林さんは「ゴール前は苦しいが、自分のタイム内でわがままにできる」とマイペースを楽しむ。
 フルマラソン65歳以上で全国65位の合津さんや、「己に喝を入れるため」という井上さんなど、タイムを競う人も。それぞれが自分の走り方で、走る喜びを仲間と共有している。世話役の馬場博文さん(53)は健康のために数年前から始め、無理せずに続けているという。
 「年をとってからでも充分始められる。初心者もみんなと一緒にゆっくり走った方が、楽しいし励みになる」と小金井会長。走ってみたい人は☎3899・7753、☎080・6708・2782小金井会長。
写真=東京マラソンに出場するメンバーと世話役。右から3番目が会長