動物先進国への道(下)
年間40万匹前後の犬猫が行政によって悲惨な方法で殺処分される日本。そのほとんどが無責任な飼い主に持ち込まれた又は捨てられたペットだ。そして、その数倍の数が人の目に付かないところで放置され、哀れな最期を遂げる。この日本の「不要ペット現状」が世界の先進国の中では例を見ない社会問題になっている。
大切な命を必死に助けようとしている人たちの共通の悩みは「いくら頑張っても、先が見えない」「毎日の救済活動の中、自分の力の限界に思い知らされる」などなど。
日本のような「動物後進国」では、動物愛護に関する基本的な見直しを行わない限り、命の粗末な扱い、そして空回りのボランティア活動もエンドレス。
改善への重要課題の一つは、ペットを社会の一員として認めるための地盤づくり。「動物はモノではない、人間と同様、大切な社会の一員である」と国民の一般的な認識として定着させる必要がある。
行政も個人もこの社会問題に全力で取組み、このマニフェストの項目を一つずつ実行していけば、日本も先進国の仲間入りを果たすことができると確信する。
【改善方法のポイント②】
第2段階の5年間プラン
ペットを社会の一員として認める
①現在の動物愛護法を一から書き直すとともに毎年の改正を行う
②動物警察を設立し、虐待や放置などの法律違反を徹底的に取り締まる
③違反者には罰金と懲役、そして10年間のペット飼育禁止にする
④導入された動物救済ファンドを活用し、全国レベルでの動物救済の普及を目指す
(a)各地の保健所の一部を改造し、本来通りのシェルターをつくる(b)シェルターの運営を各地域の「動物救済ファンド」でまかなう
⑤家族の一員であるペットを「社会の一員」として認める
(a)住宅公団及び都営住宅を条件付きでペット可にする☆条件付き=登録済のペットに限る(b)電車、バス、公共施設などの同伴を可能にする(c)飼われているペットと一緒に老人ホームへの入居を可能にする
⑥ペットと生活を共にしている一人暮らしのお年寄りのためのサポート体制を作り上げる
⑦子どもの教育の中で、命の尊重・命の大切さ・ペットとの正しい共存などを教えるともに、学校での生体実験を禁止する
◎先月、マニフェストに関するたくさんのご意見や応援メッセージをいただき、ありがとうございます。残念なことに、肝心な鴨下環境大臣からは何の反応もありません!(マルコ・ブルーノ)
公園での散歩まで拒否される日本の愛犬たち。
この閉鎖的な社会の扉をぶち破る必要がある
年間40万匹前後の犬猫が行政によって悲惨な方法で殺処分される日本。そのほとんどが無責任な飼い主に持ち込まれた又は捨てられたペットだ。そして、その数倍の数が人の目に付かないところで放置され、哀れな最期を遂げる。この日本の「不要ペット現状」が世界の先進国の中では例を見ない社会問題になっている。
大切な命を必死に助けようとしている人たちの共通の悩みは「いくら頑張っても、先が見えない」「毎日の救済活動の中、自分の力の限界に思い知らされる」などなど。
日本のような「動物後進国」では、動物愛護に関する基本的な見直しを行わない限り、命の粗末な扱い、そして空回りのボランティア活動もエンドレス。
改善への重要課題の一つは、ペットを社会の一員として認めるための地盤づくり。「動物はモノではない、人間と同様、大切な社会の一員である」と国民の一般的な認識として定着させる必要がある。
行政も個人もこの社会問題に全力で取組み、このマニフェストの項目を一つずつ実行していけば、日本も先進国の仲間入りを果たすことができると確信する。
【改善方法のポイント②】
第2段階の5年間プラン
ペットを社会の一員として認める
①現在の動物愛護法を一から書き直すとともに毎年の改正を行う
②動物警察を設立し、虐待や放置などの法律違反を徹底的に取り締まる
③違反者には罰金と懲役、そして10年間のペット飼育禁止にする
④導入された動物救済ファンドを活用し、全国レベルでの動物救済の普及を目指す
(a)各地の保健所の一部を改造し、本来通りのシェルターをつくる(b)シェルターの運営を各地域の「動物救済ファンド」でまかなう
⑤家族の一員であるペットを「社会の一員」として認める
(a)住宅公団及び都営住宅を条件付きでペット可にする☆条件付き=登録済のペットに限る(b)電車、バス、公共施設などの同伴を可能にする(c)飼われているペットと一緒に老人ホームへの入居を可能にする
⑥ペットと生活を共にしている一人暮らしのお年寄りのためのサポート体制を作り上げる
⑦子どもの教育の中で、命の尊重・命の大切さ・ペットとの正しい共存などを教えるともに、学校での生体実験を禁止する
◎先月、マニフェストに関するたくさんのご意見や応援メッセージをいただき、ありがとうございます。残念なことに、肝心な鴨下環境大臣からは何の反応もありません!(マルコ・ブルーノ)
公園での散歩まで拒否される日本の愛犬たち。
この閉鎖的な社会の扉をぶち破る必要がある