足立朝日

12.氷川神社(淵の宮) 東伊興2丁目

掲載:2009年11月20日号
東伊興2-12-4
氏子=伊興全域




 ご祭神は須佐之男命(スサノオノミコト)、大己貴命(オオナムチノミコト)、櫛稲田姫命(クシナダヒメノミコト)。
 足立区最古の氷川社で、足立区登録記念物となっている。往古、淵江領の総鎮守で、江戸期に村々の開発が進むとともに各地にも鎮守が祀られ、同社は伊興、竹塚、保木間3村の鎮守となり明治5年から伊興村の村社となった。



 付近一帯は弥生式土器、土師器(はじき)、須恵器(すえき)や鏡、曲玉などの祭祀遺物のほか住居跡などが出土している古代遺跡。また、幹周り120㎝を超える大木が30本以上あり、保存樹が多い。末社は浅間神社、稲荷社、熱田社、白旗社、三峰社。乃木大将の記念碑、伊興町土地改良区之誌の竣功記念碑がある。
 例祭日は9月29日。12月31日は大晦日祓、1月6日は歳旦祭など。問合せTEL3881・1768大塚圭一郎宮司

写真上=木づくりの拝殿
写真下=浅間神社


※都神社庁発行の掲載名簿順に順次掲載。次回は古千谷本町氷川神社、舎人氷川神社