足立朝日

あの町この店

掲載:2010年1月5日号
中華麺食堂  日月飯店

谷中2‐1‐5
TEL5849・3915


気軽に楽しめる中華ダイニング

 「お帰りなさい、日月飯店!」―。同店は、昨年の11月18日(水)の開店日、たくさんのファンから歓呼の声で迎えられた。
 以前、環7沿いの大谷田4丁目にある繁盛店だったが、家主さんの事情で追い出され、北千住に『仮住まい』すること2年、ようやく近くにカムバック。下田剛店主(40)は「気にかけていた場所があいたので、すぐ入った。嬉しいです」。

 「気軽に楽しめる中華ダイニング」のキャッチ通り、屋台風のお店の雰囲気は完全に戻り、美味しさと工夫の料理は、前にも増して磨きがかかった感じ。
 白ゴマをふんだんに入れ、自家製ラー油で仕上げた人気のクリーミーな担々麺(780円)を始めとした各種麺類は勿論オススメだが、アレンジを加えた中華料理は家族連れに最高!松戸の中国野菜を作る農家と契約、季節ごとの旬な味が楽しめる。
 今の季節は、特製ラーメンスープで煮込む3種の鍋が大もて(1人前980円。2~3人前1、680円)。写真の唐辛子をブレンドした「激辛スタミナモツ鍋」や、カレー味のつけダレに生卵を入れてつけて食べる「オリエンタルカレーつけ鍋」、「白湯醤油鍋」―どれも心も体もぽっかぽか。
 自家製の杏仁豆腐(300円)、マンゴープリン(350円)、焼きプリン(同)などのデザートも女性や子どもに大人気。
 ランチ11時半~15時、ディナー18時~翌1時前後、火曜定休、2階の「和民」と共用の駐車場25台。テーブル最大30席、奥座敷10席、カウンター4席。HP=http://www.nichigetsu.jp/
<交通>北綾瀬駅徒歩7分

写真上=激辛スタミナモツ鍋
写真下=庶民的な店内、奥が新設の座敷