足立朝日

あの町この店

掲載:2010年2月5日号
果川家 黄金たいやき 北千住店

千住旭町21‐6
TEL3888・0465

パリパリの皮にやみつき


 山手線周辺・十大名物たいやきにも選ばれた千駄木の行列店が、昨年10月北千住にオープン。
 1匹のサイズは小振りだが、特徴的なのはなんといってもその皮。薄くてパリパリサクサクッとしていて、塩気も丁度いい。このやみつきになる食感を生み出す秘密は、回転させて焼く韓国式のたいやき器。冬のソナタで、ヨン様とジウ姫が食べていたのを覚えている人もいるのでは。
 美味しいのは外側だけではない。中の粒あんは、北海道産のあずきを使って甘さ控えめ。普通のたいやきはボリュームがありすぎて食べきれないという人も、これなら2~3個は平らげてしまいそう。片手で食べられる手軽さは、お茶受けにもピッタリ。千住の町をのんびり歩きながら、なんてのもいいかも。 クリームは本店にもないここだけのオリジナル。火を通しながら手間をかけて作られた、まさに洋菓子。プリンのようなしっとり感とほんわりした甘さが冷めても美味しい。つぶあん120円、クリーム130円。
 営業時間は午前11時~午後9時(材料がなくなり次第終了)、第1・3月曜休み。
★足立朝日持参で、5匹以上買うと1匹サービス。2月末まで。
〈交通〉北千住駅東口5分

写真=上/一つ一つ丁寧に中身を注入
下/小さくても旨みがぎっしり