足立朝日

あの町この店

掲載:2010年5月20日号
らーめん あたり中里
西竹の塚2-4-2 TEL5837・4617


うまみが凝縮、クセになる鮪らーめん

 今年2月にオープンした「あたり中里」は、他では見かけない珍しいスープが自慢だ。
 その名も「鮪らーめん」(680円)。築地直送のマグロの頭とラッパ(尻尾の付け根部分)を、5時間煮込んで作ったスープは、頭部分のコラーゲンとDHA、ラッパ部分のマグロの旨みがぎゅっと凝縮されて、絶妙な味に仕上がっている。濃厚だが臭みが少なく、口に含んだ後じんわりと旨みがくるので、クセになる常連さんも多いとか。
 「鮪づけらーめん」(730円)は切り身のづけが乗って、マグロ好きにはたまらない一品。「鮪づけ丼」(300円)があるのも心憎い。
 二本柱の「豚骨らーめん」(680円)もいい。
特に「豚骨つけ麺」(780円)が好評。豚骨特有の匂いがなく食べやすい。どっしりとした濃さの中にまろやかさがあり、麺に良く絡むので飽きがこない。
 15時までのランチセットは、ラーメンに100円プラスで、餃子3個と半ライスが付く。6月からは夏季メニューの冷たいラーメン「ひゃーメン」が登場(1日数量限定)。「鮪らーめん」の冷製バージョン。一度お試しあれ。
 朝11時半~夜12時(日曜夜8時)、第2・4日曜休み。カウンター席のみ。
★「足立朝日を見た」でトッピングサービス(種類はおまかせ)
〈交通〉「竹ノ塚駅」西口徒歩2分

写真=中/鮪らーめん
下/豚骨つけ麺